そろそろ音楽についても何か書いてみたほうがいいかな、と思うようになってきた。
そこで、ここしばらく久々に聴いて感動した作品や、懐かしかった作品のことでも書いておこうかな。もしかしたら共感を覚えていただける人もいるかもしれないし。
まず、フォークソング関連ではやっぱりブラザース・フォアのアルバムだろうか。
どれが…とはなかなか言いにくいが、ひょっとしたら曲で想い出していった方がいいかもしれない。
彼等の唄を初めて聴いたのはやっぱり「遥かなるアラモ」だろうなぁ。もしかすると、「グリーンフィールズ」かな。ま、共に1960年ということだ。
今調べてみると結構多くのアルバムを持っていたようだ。
「Song Book」「Roamin’」「BMOC」「In Person」「Song Book」「The Big Folk Hits」
「Sing Of Our Times」「More Big Folk Hits」その他シングル盤も、ひとつのアーティストとしては結構な数を持っていた。
毎日のようにジャケット写真を見て、これがマーティン・ギターか…とか、バンジョーは何故かヴェガらしきテナーバンジョーを持っているものがあって、ギブソンのいわゆるRB-250らしきものも写っていたりして、結構楽しんでいた。
当時はジャケットもLPだったので大きくてよく見えたので…というか眼も良かったのか。
次に沢山持っていたのがやっぱりキングストン・トリオ。
彼等の使っていたバンジョーはヴェガのロングネックだったので当時は僕もアリアのロングネックを買った。今見たらめちゃくちゃ長いネックだ。
ピアレスのものが比較的有名だったし、今でもなにかの間違いで見ることがあるが、アリアのものはあれからいちども見たことが無いし、調べても出てこない。
服装も一生懸命真似したもんだ。ラインが入っている白いソックスのゴムの部分がユルユルになっているのを発見して一生懸命ゴムを伸ばしてみたりした。それまではぴったりしていなければ気持ち悪かったのに…。
そういえば、ピーターポール&マリーのステージ写真でピーターの抱えているギターのブリッジピンが一つ、異常にとび出していたのを見てこりゃ大変、何とかしなけりゃ、と思ったり、ジャケット写真と云うのは僕等にとって凄く大事なものだった。
フォークソングで沢山のアルバムを集めて、毎日ジャケットとにらめっこしたのは、やっぱりブラザース・フォアとキングストン・トリオだっただろう。キングストンの創立メンバーだったボブ・シェインのコンサートをサンフランシスコで聴きに行った時、ニック・レイノルズがゲストで出てきた。それなりに感動したことを覚えている。
でも、もうみんなこの世に居ない。
また思い出したら他の分野のものも書いてみようかな。
そろそろ自分の記憶をキープする為にも。