今年もあと4ヶ月?

1年も、とうとう8ヶ月過ぎてしまいました。そのうちの6か月くらいは失われた月日だったような気がします。

若い人は大変だっただろう。いやまだまだ続きそうなので大変だろう、と云う方が正しいかな?

ふと思うと(これは自分に限ってかもしれないけど)ある程度歳をとると、そんなに外へは出なくなる。面倒なので家に居るのが一番、なんて考えてしまう。

かと言って、若い時から友人と遅くまで飲みに出かけるようなことも無かったけど、遅くまで集まっては音楽談義に花を咲かせたこともあった。そこには、ついでに少しのお酒がはいったこともあった。

そうして考えると実質的にそれぞれの生活環境も変わり、その頃の友人たちと会うことも少なくなり…と、やはり外出の機会はどうしても減るものだ。

だいぶ前に永さんの本で黒柳さんとの会話が面白かった。どこかに標語みたいのがあってそこに書かれていたのが「子供叱るな来た道だもの、年寄り笑うなゆく道だもの」

それを見た黒柳さんが「あら、歳よりは笑わなくちゃ。大いに笑えばいつまでも若く居れるものよ」と言っていたとか。実に巧みな解釈だ。

そう。年寄りは他人と会って会話をして、笑って…そうでないとテレビに向かって文句を言うだけの毎日になってしまう。

幸いかどうか知らないけど、文句の付け所は沢山ある。

総理大臣が辞めて、次の人の最有力候補が今までの路線を継承してゆく、と言えば、嘘と公文書改ざんと、隠ぺいをそのまま継承していく、という事か、と突っ込みたくなる。

こんな国会議員居たっけ?なんかやっているの?ただへらへらしてすわっているだけ?

なんていうのがいっぱい居てそれがボーナスも給料ももらって、命をかけて働いている人たちがボーナスどころか給料もカットされているっておかしくね?とか。

特にこの半年くらいはテレビに向かって文句を言う老人が増えただろう。

ま、テレビに向かって、というだけならいいけど、その煮え切らない気持ちを外に向けて発散させるような頭の構造には陥らないほうが良い。

つまらない悪態をついていると自分では気がつかないうちに本来いろんな考え方を出来るはずの脳みそが腐って来るんだろうなぁ。

なんかこういう状況でそんな人も増えてきているみたいな気もする。

それが老人だけではなく、若い人にまで。

アイルランドの友人がこう言っていた「コロナは経済だけでなく、人の足と心をなかば強制的に止めて、一人一人に自分自身の生き方を問い直す機会をあたえているようだ」

僕も全くその通りだと思っている。

あと4ヶ月。もう少ししたら様子をみながらちょっとずつ動いてみてもいいかな?