肉、野菜

最近、肉を食べている老人は元気だ!という事が良く言われている。

肉を食べているから元気なのか、元気だから歳とっても肉を食べられるのか…段々玉川さんのようになってきた。

これはあくまで僕の考えだけど、若い時は出来るだけ野菜中心に務め、歳と共に肉もすすんで食べる、と言うのはどうだろうか。

結局のところ食のバランスと体質なのかな。

体質の方はどうしようもないので、自分の体のことを出来る限る理解したうえで、バランス良く食事を取る、という事しかないのかな。

朝食は取らなければいけない、と言うが、朝はコーヒーを飲めば充分、ということになってしまう。

なので、少し早い目に昼食をしっかり食べて(その時に肉を取り入れる、かな)晩御飯も早い目の時間に軽いもので済ます、と言うのが理想的だと考えている。

なかなかそんなうまい具合にはいかないけど。

さて、アイルランドではどうだろうか。

野菜、という観念がほとんどない。

というか、食というものに関心がない。飲むことには興味津々。

ある高名なフルート吹きがマクナマラ家に泊まっていた時、アンドリューが面白そうに言っていた。

「あいつ、朝からソーセージ6本も食べたぜ。死ぬぞ」

かく云う本人もハムサンドくらいしか食べない。それもハムとチーズしか挟んでいない。

それでも片手に携帯、片手にギネスを持ってこけそうになった時、迷わず携帯を落としてギネスを守ったくらいの奴だ。

そうは言えども、アイルランド全体を見れば、多少は健康志向に転じている部分もあるようには…見えなくもない。

しかし、面白いことに、そんな国なのでやたらとペースメーカーは普及しているし、埋め込む技術にも長けているらしい。

そのくせAEDみたいなものは限られたところにしか無い。もう何が何だかよく分からない。

ま、アイルランド人の事はおいといても、食のバランスと云うのは大切だと感じる。

しかし日本は牛肉、高いな。

いつでも食べられるのは政治家くらいか。

そう言えば「あいつ、いつまでも悪態つきながら長生きだなぁ」と感じる政治家が数名いる。

高い肉、喰っているんだろうなぁ。もったいないなぁ。