2022年 アイルランドの旅 5

アイルランドに来てから早くも2週間が過ぎようとしている。フィークルの大爆発の後の疲れはもう飛んでいるかな。

このところどうやらヒートウェイブが来ているらしく、日向に出ると暑く感じるがそれでも25℃あるかないかくらいで、日陰は寒さを感じるくらい。

ただ珍しくこの上ない良い天気が続いている。しかも夜9時くらいではまだ明るいし、その頃には15℃くらいを行ったり来たりしているので、朝散歩に出ても

晩ごはんを食べたらまた散歩に出かけたくなる。

昨日は道でばったり出会ってしまったのがノエル・ヒル。

1時間ほどの散歩のつもりが、一緒にシャンペンやビールを飲んで話し込んでいる間に12時近くになってしまった。

ま、こう言うことは日本でも有り得るけど、アイルランド人の話し好きは格別かもしれない。

どんなに急いでいても誰かとばったり会ったら長々と話をする光景は今までに何度も見ている。それが例え明日にでも会える人、ともすれば数時間でまたすれ違うかもしれない人でもしっかりと話をして別れる。

ともすればそのままパブで一杯。

自分が急いでいたことなど忘れてしまうのか、あるいは人生そんなに急がなくても、と思うのか、いつも急いでいる僕には想像がつかないけど、もうそろそろ見習っても良いかもしれない。

今日は8月11日。広島も長崎も過ぎ、終戦記念日も近くなってきた。

ところで、北の国のバカはまだ駄々こねているのかな。

聞く耳を持つ、と豪語していた人は何も聞かずに国葬に突っ走るのかな。

パパ活とか言われてたやつ、まだ仕事もせず給料ふんだくっているのかな。

転じて、大谷の快挙は素晴らしい。彼が高校時代から注目していたので本当に嬉しい。素晴らしいことだ。

希花さんの一発合格もなかなかの快挙だ。今まで英語で生活してこなかった人間としてはまさに快挙と言うしかないだろう。

最近はアンドリューとの会話も成り立っている。確かにあんな患者さんが来たら、と思うと良いサンプルにはなっているかも。

メンタル的にもかなり変わったやつがミュージシャンの中には多いし。僕なんかいたって普通だ…と自分では思っている。

ところで昨夜に引き続き、またノエルに遭遇した。

カフェで優雅に朝食を食べていたところを通りかかってしまったのだ。もうコーヒーに移行していたところなので、まぁ座れ、と言われ、また30分ほど話し込んでしまった。

サンサンと降り注ぐ太陽の下、ちょっと日陰になったパティオでひんやりした風に当りながら、なんとも贅沢な時間だ。