2022年 アイルランドの旅 11

昨日、希花さんとこんな話で盛り上がった。

人のつく嘘について。

というのが、あるアイルランド人。因みにミュージシャンではないし、ユジーンほどそんなに良く知っている人物でもないが、

まぁまぁ時々道でばったり会う人物。

全くちぐはぐな事を云う。

嘘ついてるの?それとも覚えていないの?それともかなりポジティブにそう思い込んでいるの?

そんなに重要なことを話すわけではないので、どうでもいいがこれは非常に面白い。

嘘もつき続ければ本当に聞こえてくる場合もあるし、本人もその気になってしまう、と云うことの典型だろうか。

それで思い出されるのが、やはり国会での虚偽答弁だ。嘘をつき過ぎて本人の中では本当のことを言っているつもりになっていたんだろうな。

そしてそれを見習うがごとく周りの政治家も平気で嘘をつくようになる。

ある記事によると彼の場合、子供の頃から嘘をつくのが得意な少年だった、という。

子どもの頃「嘘は泥棒の始まりだ」という言葉を聞いたが、もはや「嘘は政治家の始まり」だ。

ここ最近でも日本のニュースを見ていると、また嘘ついてるよ、と思う政治家の発言ばかりだ。

こんな話で盛り上がるのは無駄な事だし、それに、僕らの世間話の中の事だったらいいが、彼らの嘘は本当にタチが悪い。

タチが悪い事に関わっても何の得にもならない。

しかしながら、希花さんもここしばらくの間、その頭脳をフル回転させたのでたまにはこんな不毛な会話もいいだろう。

さて、8月も半ば過ぎた。

日本は少しぐらい暑さが収まっているみたいに見えるけど、どうだろうか。

ここではもう朝起きると寒くて上着が必要だ。

でも、何年か前のコラムで9月に数日間だけインディアンサマーがやってきたと書いている。(2014年9月3日~)

2018年8月のちょうど今頃にもそれらしいことを書いているが、いつやってくるかわからないからインディアンサマーと呼ぶ説もあるし、

他には、移住者が先住民との取引で自国とは違うものをつかまされたので、それを偽物だとした事による「偽物の夏」という説もあるそうな。

日本では小春日和という表記がなされるようで、もっと「ほんわか」したようなイメージ。

しかし、そこには移住者による先住民の大虐殺など、とても小春日和とは程遠い歴史がありそうだ。

ところでインディアンというとほとんどの日本人はアメリカインディアンを連想するだろう。インドの人はインド人だ。びっくりする人。

ここしばらく希花さんの周りはインドから来た医療関係者がかなりの人数いたみたいだ。

彼らをインディアンと呼ぶか、これは一般的日本人にとっては難しい。インディアン・ネイションあるいはアジアン・インディアン…あんまり言わないか。

先住民の場合はネイティブアメリカンとか、アメリカインディアン?これもなんか西部劇のイメージがある。

He is from Indiaと言われたら分かるけど He is an Indianと言われたらどうしても鳥の羽根と皮のパンツが頭に浮かんでしまう。

これ決して差別ではなく、僕ら日本人のほとんどがその程度の国際感覚だ、ということなんだろう。いや、僕だけ?

とにかくこんな事一つでもいろいろ勉強になるし、幅広く世界を見ることができるようになっていく。

そろそろ話をまとめなくちゃ。

最後に言いたいのはこれだ。よく聞け政治家!「インディアン嘘つかない」