2022年 アイルランドの旅 36

ゴールウエイは今、オイスターフェスティバルの真っ最中。

街は大変なことになっている。

いつでも人で溢れているが、こういう時はもう歩くのが困難、と言えるほどの人で溢れかえる。

もうコロナの事なんかすっかり忘れてしまっている。

どこのパブも黒山の人だかり。ブラック・マウンテン・ラグだ。

通りもあちらこちら歩行者天国になっていて、道路にいっぱいテーブルが並んで、多くの人は外でビール三昧だ。

結構寒いのに。多分10度以下。

でもあちらこちらに涼しげな格好をした女の子もいるし、おしゃれした青年たちもいる。

みんなビール片手にご機嫌さんだ。

この人たちの血液はビールなんだろう。

バンドの演奏もあった。

かなりうまいアコーディオンとその姉だか妹だかのフィドル、イケイケバウロンとキーボードの女性、ギターが何故か2人。

1人の方を見てみると、シェーン・マッガンだ。いや、ポーグスではない。

確か、ミック・モロニーとフィラデルフィアかどこかで演奏した時に一緒にステージに上がっていた、結構ギタリストとして名の通っている奴だ。

彼らのご機嫌なアイリッシュチューンを聴いて、少しシェーンと話をして、夜道を歩いて帰った。

夜道、という感じではない。人がいっぱい溢れている街を後にした。