2022年 アイルランドの旅 49

とてつもないほどの美しい朝焼けに思わず「俺が昔、朝焼けだった頃、親父は霜焼けだった」なんて呟いてしまった。

省ちゃんと新幹線に乗った時、前の座席に松鶴家千とせさんがいたなぁ、なんてまた想い出にふけってしまったが、なんか雨が降る予感。

昼前に街へ出て買い物を済まさないと、と思い、まだ晴れている街に出た。

しばらくすると雲行きが怪しくなってポツリポツリと落ちてきた。

まぁ、これは大したことはないだろう、なんて思っていたら大間違い。

突然の豪雨になる。

それでも平気で歩いている人がいる。普通は無理。

しばし雨宿りをするが、約2~3分で雨が上がる。そして強烈な太陽が顔を出す。

そうすると見事な虹が青空にかかる。

ぽかんとして眺めているとまたポツリポツリと降ってくる。そして土砂降り。

これもすぐ止んで太陽が出る。

そしてまた素晴らしい虹だ。

その様子は「ファンの集い」のページに写真と共に掲載させてもらったが、それはそれは素晴らしい光景だった。

その昔、高中正義の「Rainbow Goblins」というのを聴いて、本まで買ったことがあったけど、やっぱり虹にはロマンがある。

この国にかかる虹は本当に美しい。

美しい虹を堪能したあと帰ってきて思わず「3時のあなた~♩」なんて口ずさんでしまった。