2022年 アイルランドの旅 52

今晩は5時くらいから10時くらいまで、2カ所のパブでセッションが入っている。

晩御飯を食べる時間がないので、パンを焼くことにした。

4時頃にでも済ませば健康的なんだろうが、ギネスを飲みながらの演奏だと戻ってきてから何か食べたくなる。

これが健康に良くない、ということはわかっていても「分かっちゃいるけどやめられない」スーダラ節だ。

パンといえばこちらでポピュラーなソーダブレッドは安いものだったら、毎食パンにしても食べきるのに5日ほどかかるくらいの大きさで100円前後。

日本のように「フワフワモチモチ」で少し甘いパンは無い。

僕は結構、ゴツゴツとした、それでいて中はちょっとしっとりしているソーダブレッドが好きだ。

やっぱりパン文化だし、味も安定している。

それならば苦労して自分で作るより買ってきた方が早いかもしれないし、ある程度の味は保証できるし…と思いつつも、作る工程というものも楽しい。

ところで、陳列してあるパンの賞味期限が意外と短い。これ明日までだけど?なんていうのがいっぱいある。

賞味期限というものにあまり興味がないのもアイルランド人の特徴かも。

手に取ったものを何も躊躇せずカゴに入れている。その横で一生懸命に賞味期限を見るのが変に感じる。

牛乳もそうだ。

日本は食料品が高いので、ある程度持たせないと、という感覚からどうしても賞味期限の長いものを求めてしまう…のかな?

付け合わせにチーズも購入しておいた。

珍しく目についたフェタチーズを買ってみた。200グラムで1ユーロ。

ならば「やっぱりあかん」ということになっても損では無いか、と考えたが、まだ食べていないので分からない。

本当にチーズを始め、乳製品の安さは驚愕だ。

日本に帰ったら少し控えなくては。どっちみち、そうおいそれと買える値段でもないし大丈夫か。