2022年 アイルランドの旅 53

セッションはどちらも比較的静かなバーで充分音楽を楽しむことができた。

先ずはこちらでずっとセッションホストを務めているアンダースとまよさんと共に。

アンダースのアコーディオンは力強く、エンターティメント性に満ち溢れたものだ。

マヨさんのフィドルも長年ここでやっているだけに力強い。

2人の息はぴったりだ。

偶然、横に座ったグループはアメリカからの人達なので、僕も持っていったバンジョーで少しブルーグラスやオールドタイムをサービスした。

知らないおじさんがギネスをおごってくれたのでありがたく頂戴した。

希花さんもハーフパイントをご馳走になっていた。

そして、次なるセッションは、バンジョーのブライアン・マグラーとバウロンのダミアン・クイン。

ダミアンはリバーダンスで2000年に日本に来ているらしい。

ブライアンについてはもう散々語っているので必要ないが、アイルランドでもトップクラスのバンジョー弾きで、ピアニストだ。

ダミアンの奥さんかな?女性が歌も歌ってくれた。

サリーガーデンやシューラルーなど、僕がギターで伴奏をつけた。

ダミアンが喜んでパイントをご馳走してくれる。

さらに盛り上がって、またもう一杯どうだ、とやっぱりアイリッシュだ。

希花さんの前にもハーフパイントが運ばれている。

これはもう断りようがないが、ブライアンもこれから車で帰るはずなのに、みたところ相当飲んでいるようだ。でもなんら変わりない。

素晴らしいバンジョープレイを聴かせてくれる。

一体、どんな肝臓をしているんだろう。

希花さんは、今のところ心臓をメインに見ているが、是非彼らの肝臓を見てもらいたいものだ。

ところで、フェタチーズを食べてみた。

感想としては、わざわざ買わなくてもいいかな、というところ。チーズに詳しい人からみればもっての外の感想だろうが。

そんなに食べにくくもなかったけど、日本ではこのサイズのものが2000円もするらしいし、こちらで100円くらいのものを絶対に買うことはない。

帰ったらこちらで高額な納豆でも食べておこう。