友人がアイルランドから一時帰国するので、会うために羽田空港へ行った。
僕は先日、到着したのが成田だったので、やっぱり羽田はなんか静かでいいなぁ、と思ってしまった。
随分前、乗り合わせた中国人の団体が、成田空港に到着した途端、口々に「トーキョー!トーキョー!」と騒いでいたが、ひねくれた僕は「てめえら、ここは千葉だ!」と心の中で言っていた。
ま、それはそうと、友人はANAの系列で帰ってきた。
僕は中東のエアーラインだった。
「フライトはどうだった?みんなマスクなんか飛行機の中ではしていなかったでしょ?」
と僕が訊いたところ友人はこう答えた。
「いや、搭乗と同時に皆さんマスクを付けてください。就寝中も外すこと無く、外すのは食事中だけにしてください」と言っていたらしい。
そして、夜通し見回りに来ていたそうだ。外していると例え寝ていても「お客様…」だったらしい。
僕の方では搭乗時にそんなアナウンスはなかったし、CAさんも付けていたかなぁ…いや、どうだっかなぁ。
もし付けていたら、結構近づいて言葉も交わすし、こちらもその時だけは付けたんじゃないかな?やっぱり付けていなかったと思う。
そして日本到着と同時に乗務員、客、全員がマスク姿になった。
まるで警察官がいなくなったら、すぐ2人のりを再開する自転車みたいなものだ。
僕が解せないのは、そうしてやって来る飛行機と、そうでない飛行機が一緒に到着することだ。
なんか意味ある?
アメリカ軍関係者は何も検査なしに入ってきて、基地周辺でどんちゃん騒ぎ。
日本人はびくびくしながら…なんて言う事がよくあったけど、それと同じようなことがいまだに続いている。