皆さんはこの中で何が一番好きですか?
もちろん様々なシチュエイション、例えば何を食べた後か、とか、何と一緒に飲むか、という事はあるし、烏龍茶やジャスミン茶というのも中華料理の後にはとても落ち着くものではありますが、ここでは3種類に限ってみます。
僕は静岡の生まれということもあり、圧倒的に日本茶が好きです。それも緑茶かな。
この日本茶ということに関して、今でもよく覚えていることがあります。
大学で京都に出て来て、ある友人の家でブルーグラスを練習した後、お茶を出してくれたのだが、生涯忘れることが出来ない味だった。
僕は咄嗟に、どこかその辺で摘んできた草ではないか、と思ったのです。そう、とても口には入れられないものでした。敢えて銘柄は言いませんが…。
でも、まわりのみんなは飲んでいました。
ここまで極端なのも珍しいけど、出されたお茶が、白湯に色がうっすらついている程度のものだったり、それがまたどえらくぬるかったり…そういう場合非常に困ってしまいます。
残せばいいのですが。
でも前出の京都のお茶は残す残さない以前の、あれが本当にお茶だったのかも謎の味の飲み物だったのです。
アイルランドで日本茶を淹れると、これまた美味しくないのです。それが結構いい茶葉でも。
やっぱり瑛人が歌ったように硬水のせいかも。
いやいや、おやじギャグを言っている場合ではなく、確かにそのようです。なんか出汁も上手く取れないような…。
その代わり紅茶は信じられないくらい良く出て美味しい。50パック入って3~400円程度のものでも3人分は優に楽しめます。
僕はレモンよりミルクかな?
なんでもアイルランド人やイギリス人は歯の着色を極力抑えるのにミルクを入れる、とか…知らんけど。
それにしても、紅茶と云うのは少し高貴なイメージがあるのはそこにコーヒーという飲み物の存在があるからだろうか。
コーヒーも好きだけど何となく気軽に飲めるものというイメージがあるからかな。
実際、アメリカを横断している時などはグレイハウンドのステイションでは必ず飲んでいたし、それは飲みきれないくらいのサイズで6~70円くらいだったからかもしれない。
コーヒーとドーナツで1ドルとか。
レコーディングスタジオにもコーヒーメーカー、本屋さんにもコーヒーメーカー、勿論どこも無料だったし。
僕が割とよくコーヒーを飲むようになったのはブラックにしてからかな。
なので、比較的薄味のどうでもいい味のコーヒーをよく飲んでいました。特にアメリカでは。
でも、そんなアメリカ人の味音痴を見かねた人がスターバックスを開業したりしたせいか、少し高くてもやっぱりそういうコーヒーの方が美味しいな、という事が分かり、また、日本のちゃんとしたコーヒーショップでいただくコーヒーは流石に美味しい!と感じます。
朝はほとんど毎日フレンチプレスで淹れたコーヒーを飲みますが、やっぱり違うなぁ、とつくづく感じます。
そんなコーヒーとチーズケーキ、またはアップルパイ、パンケーキなんかいいなぁ。
紅茶にはショートブレッドが最適かなぁ。
日本茶には何といっても餡子のものだなぁ。
それにしてもカステラが迷う。
そうしてみるとカステラと云うのは偉大なお菓子だな。
おや、話がそれてきた。
とに角僕の一番はやっぱり緑茶かな。温度設定、淹れ方、かなりうるさいです。
カステラについてはまた後日。