今日気がついたのだが、1975年の4月30日がベトナム戦争終結の日という事らしい。
僕らの世代、最も身近な出来事のひとつだったであろうベトナム戦争。
何も知らずに呑気に反戦歌なんか歌ったりしていた。
後に多くのベトナム人との接点があった僕としては考えることが多々あった。
それはそれで自己を責めることではないし、他者を責めることでもないと思うが。
何をしたところでバカは止められない。
政治的、宗教的な関わりがあるのでひとくくりにして「バカ」とは言えないが、単純に考えてもバカであることに間違いはない。
この世に人類が誕生してからは仕方のないことだろうか。
日本でもいまだに原爆の影響で苦しむ人がいるように、ベトナムでもいまだに枯葉剤の影響で苦しんでいる人が一杯いる。
分かりきっていることなのに忘れられていく。
忘れて次に進むことは大切だが、忘れて繰り返すのはダメだろう。
今起きていることはその連続だ。
今朝、ニュース番組で、戦争終結から49年のベトナムという特集をやっていて、ふと、こんなことを感じてしまった。
人類は進化しているのかもしれないが、進歩しているのだろうか。
しかし、進化と進歩の定義は難しい。
大谷は進化している人類の姿だろうか?
いや、あれは日ごろの努力で進歩している結果なんだろう。
そしてそれが進化へと繋がっていくんだろう。
人類が進化したら5秒台で100m走る奴なんて出てくるだろうか?
200㎞のボールを投げるピッチャーなんて出てきたら、バッターボックスには危なくて立てないだろうなぁ…なんてしょうもないことを考えてしまう。
あ~僕ももう少し進歩しなければ…。
なんだかわけが分からなくなってきたのでこの辺で後退しますが、ベトナム戦争終結から49年。
約半世紀前、ナターシャーセブンは日本全国を旅していました。