散歩

散歩という見出しだが、限りなくウォーキングである。

もう暑くなってきたので、朝4時には起床して4時半か、5時には家を出ないと、途中から暑くなってしまう。

全行程1時間半くらいなので帰る頃はもう太陽が照りつけている。

まだ風が気もち良いが、あと半月もしたらこの時間でも無理になってくるかもしれない。

カラオケ屋さんから飲み屋、コンビニなどが軒を連ねる通りを行くと、朝帰りの若者が男女でわーわー騒いでいる。

ほとんど毎日、色んな所で多くのこういった若者を見かける。

やっぱり徴兵制でも有ったらいいのに、と思ってしまう。

戦争では役に立たなくても、自然災害が起きた時くらいは猫の手よりはましかもしれない。

韓国でバンジョー教室をやった時の若者たちの事が蘇ってきた。

礼儀正しく、吸収したいことに対する目の輝きが素晴らしかった。

この子たちも兵役に行っていたんだなぁ、ということを感じさせてくれた。

更に進むと、選挙のポスターを貼るボードが乱立している。

こんなもの必要なんだろうか?

また、バカな迷惑ユーチューバーみたいな奴が立候補しているみたいだけど、一体どうなっているんだろう。

公約、公約と叫んでいるけど実は単なる口約束「口約」ではないだろうか。

蓮舫とか言う人が出てきたので、僕はあのちゃんに出て欲しかった。(?)年齢からすると無理なんだろうか?いやいや、そんなことを考えるほど真剣に思っているわけではない。

更に歩いていくとお寺の敷地に大木が有って、それが、このところの風や雨で、見たところ大きくえぐれている。

道にその木くずが大量に散らばっているが、結構危険なところまで来ていそうだ。

行政ってこれでだれか下敷きになって死んだりしないと動かないんだろうなぁ、とつくづく思いながら歩く。

ふと見ると、もう6~7年前になるだろうか、まだ僕も走っていた頃によく出会って立ち話をしたおじいさんが歩いていた。

向うも覚えていて、かなりしっかりしていた。確か僕より10歳くらい上だった。

またあの時のようにしばし話をしたが、こうして散歩の途中で懐かしい人に出会ったり、初めての人と会釈を交わしたり、それはなかなか良いことだ。

しかし、同じく何年も前から猫に餌を与えているおばあさん…おっと、同じ歳だった人は、入院していた、という話を近所の人から聞いていたけど、2年ほど前に会った時、声をかけたら「どちらさんでしたっけ?」と言っていた。

今では同じところで毎朝猫に餌をやっている別なおばあさんがいる。

いつも「おはようございます」と元気に言ってくれるが、顔がチャールズ・ブロンソンにそっくりだ。ほっとけ!と云われそうだが…よく似ている。

夕方は6時過ぎでないとこれまた無理だ。

そのうちそれでも無理になってくるんだろうなぁ。