良く晴れた、11月の終わりにしては暖かく、それでいて空気はひんやりとした理想的な日和になった。
良かった。まだ晴れ男健在だ。
今日もベースのてっちゃんと一緒だ。
ナターシャー・セブン、トリビュートアルバムの発売記念。
実はこの場所、グッドストックがこのアルバムを作るきっかけのひとつになっている。
それというのが…。
ここは受付のスペースに多くのLPレコードが置いてある。
いろんな分野のアーティストのものが。
前回お邪魔させていただいた時、始まる前になんとなくそれらを一枚一枚見ていた。
山崎ハコ…お~懐かしい。けっこう好きだったなぁ…。
かぐや姫の最初のアルバム…。
浅川マキ…。昔、省ちゃんと楽屋に行ったら「あたしが化粧落とした顔を見たのはあんたたちが初めてよ」と言われてビビったことがある。にっこりしていたが、ビビった。
そんな中、沢山のナターシャー・セブンのアルバムも出てきた。
それらを見ていた時、ふと「想い出の赤いヤッケ」のジャケットが眼に入った。
いや、そんなものは眼に入るわけがない。
つまらないことは言っていないで、そのジャケットをしばらく見ていた。
それは、ぼくらメンバーがそれぞれの自画像を自分なりの手法で描いたものだった。
ずっと見ていた時、すでに分かっていることなのに何故か「あれ、みんないなくなっちゃったじゃん…」と心の中で呟いてしまった。
そんな気持ちがこのアルバムをつくる決心を固めさせたような気がする。
してみると、このグッドストックは重要な位置にあると言えるだろう。
事実、ここのオーナーである新見さんは、若かりし頃、ナターシャー・セブンコンサートのお客さんであった、という人だ。
そんな意味でも今日のコンサートでナターシャー・セブンを歌う、というのはひとつの使命、とも言えるだろう…って大袈裟か。
ギターソロから入って、歌って、ちょっとバンジョーを弾いて、てっちゃんを呼んで、一緒に歌って、2部ではてっちゃんのソロから僕が是非彼に歌ってほしかった「ランブリングボーイ」
これ、凄く彼が歌うのに良い、と思ったが、ぴったりハマったし、新たなフォークデュオ、とも言える感じに仕上がったような気がしたが…どうだっただろうか。
「朝の雨」も「山と川」もすべてハモってくれて、新曲もきっちり安心感のあふれるベースを弾いてくれてとても良い音楽会になったような気がする。
集まってくれた人たちも沢山歌ってくれてとても嬉しかったし。
てっちゃんの専属整体師の女性も僕の「甘いもん好き」を良く知っていて、すばらしい大福と栗羊羹を持ってきてくれたし…もちろん始まる前にペロッといただきました。
美味しゅうございました。有難う。
音響の吉田さんはブルーグラスマンドリンプレイヤーで本職は靴屋さんだそうだ。
今では下駄や草履などトラッドなものを作っている、と言っていた。
良い音を有難う。
足を運んでいただいたみなさん、有難う。
もう12月です。
暖かくしてあと少しの2025年を楽しくお過ごしください。