阿佐ヶ谷バルト 坂庭省悟をうたう

ハープのイントロで始めた花嫁。僕の青春時代、多数のページを埋めた想い出にのせて全13曲ほどを唄いました。

最後のインスト“青春の光と影”まで、師走の忙しい時に来ていただいたみなさん、一緒に唄って頂いて心底嬉しかったです。

特に彼を偲ぶ、ということではなく、彼が愛した歌(他にも沢山あるが)を今のかたちに蘇らせるというのが、最大の供養かもしれない。

勿論、その中に彼が生きている。あいつの独特な声、独特な唄いまわしでないと雰囲気が出ない歌、心を揺さぶることができない歌、いっぱいあります。

それでもみなさんの温かい気持ちが僕を支えてくれました。多分、省悟も支えてくれていたのかもしれないし。

フォークソングもブルーグラスもアイリッシュも省悟にとっても、僕にとっても全て大切な音楽。

僕は新しいパートナーとこれからも本物の音楽を演奏し唄っていきたいと思っています。

店主の森谷君。こんな機会を与えてくれてありがとう。キッチンで忙しくしておられた中村さん、お疲れ様でした。ありがとう。

音響を担当してくれた横澤さんにはいつも最大の気配りをしていただいて感謝しています。

会うことが叶わなかった省悟の歌に絶妙に伴奏を付けてくれた若い希花に感謝。

一緒に唄って頂いたみなさんに感謝。

そして、坂庭省悟に。「ありがとう」