Galway Reel/Beare Island/Maudabawn Chapel/Hunter’s House(Reel)
★Galway Reel
“これは間違いなくLarry Redicanの作だ、という人もあれば、Paddy Faheyだという人もいる。曲調から察するにFaheyではないと僕は思う。タイトルではIroning Boardという人もいる。少しトリッキーな曲だが、Liz Carollの演奏でよく知られるようになった。伴奏者にとっても面白い曲だ”
★Beare Island
Kevin BurkeのライナーではDale Russの曲だ、と書いてあったが、本人曰く、ずっと前にKevinに教えたことはあるけど、僕の書いた曲じゃない、ということだ。いろいろ調べてみるとRichard DwyerがFinber Dwyerの為に書いたFinber Dwyer’s Fancyという曲だという説が最も有力かもしれない。Key of Eだが BパートでEmになる魅力的な曲”
★Maudabawn Chapel
“Ed Reavyのペンになる最も有名な曲のひとつだろう。BパートはDrowsy Maggieのような出だしだ。Eileen Iversはエアーのようにして弾いているが、それほどに美しいメロディを持ったリールだ。Kevin Burkeでも有名だが、、1979年のEd Reavy本人の録音も残されている。Edは1898年にCavanのMaudabawnで生まれた。これはローカルの教会をモデルにした曲だ。彼は1912年にアメリカに移り、フィラデルフィアで1988年に亡くなるまで水道屋として働いていたようだ”
★Hunter’s House
“前の曲からの繋がりはThe Green Fields of Americaのレコーディングから学んだ。これもEd Reavy の有名な曲で、ただ単にReavy’sというタイトルでも知られている。
Master Crowley’s/Roscommon (Reel)
★Master Crowley’s
“いつ頃から演奏しているだろう。Joe Cooley生き写しの演奏をするPatricia Kennellyのアコーディオン・プレイにしびれたのはもう13年ほど前のことだ。別名(勿論いっぱいあるが)Miss Patterson’s Slipperとしても知られる。Begley家のみんなと演奏してからは、すっかり希花の得意曲となった。なかなか彼女のようなフィドリングはアイルランドでも聴けない”
★Roscommon
“よくMaster Crowley’s #2としてメドレーで演奏される。Andrew MacNamaraが2曲を交互に演奏したが、Brendan Begleyも同じことをやっていた。ふたりともやんちゃな性格だ。僕らもそのやりかたがとても好きだ”