George White’s Favorite/Lad O’Beirne’s/Sweeney’s Buttermilk(Reel)
★ George White’s Favorite
“非常にとっつきやすい、いいメロディだ。キーはGだが、多くの人はEminorから入る。
僕は過去、Michael O’Domhnaillで聴いたCmajor7のコードが好きだが、これは独特な世界観を持つので、相手に尋ねてからのほうがいいかもしれない”
★ Lad O’Beirne’s
“Co.Sligo出身のこのフィドラーはPaddy Killoran,Michael Coleman,Ed Reavyらと並ぶ人物だ。1911年に生まれ、‘28年にアメリカに渡ったが、いわゆるコマーシャル・レコーディングは残されておらず、ほとんどがプライベートなテープ録音だといわれている。
しかし、名曲をたくさん残している”
★ Sweeney’s Buttermilk
“Brendan McGlinchey作。こんな逸話が残されている。あるワークショップで一人の少年になにか弾くように促したところ、出て来た曲がこれだった。彼はすかさず「なんていう曲か知ってるか?」と尋ねたところ、少年は胸を張って答えた。「Sweeny’s Buttemilk」
彼はさらに質問した「誰が書いたか知ってるか?」少年は首を横に振った。彼は言った。「俺さ」少年のその時の驚きようと、目の輝きはこのワークショップでの語り草となっている。
因みに変わったタイトルだが、これは、彼の友人の一人であるSweeneyという男と彼とがバターミルクが大好物だったので出来た曲らしい…“
Dunmore Lasses/Sporting Paddy/Sean Sa Ceo(Reel)
★ Dunmore Lasses
“Tom Morrisonの1927年の録音ではAパートとBパートが逆に演奏されている。Chieftainsのアルバムでは普通のリールとして演奏されているが、Matt Molloyはスローで演奏している。Mick moloneyはMorrisonと同じ手法を取っている、など様々だが、僕等はA,Bと演奏している。イントロにスーパーギタートリオの地中海の舞踏のイメージを使わせてもらっている”
★ Sporting Paddy
“特筆するような情報はないが、とてもポピュラーな曲で200以上の録音が残されている”
★ Sean Sa ceo
“John in the Mistという英語のタイトルでも知られているこの曲は、DonegalのフィドラーであるNeillidh Boyleの作と言われているが、本人は、うんと古い曲で母から習ったと言っているらしい”