2013年 アイルランドの旅 まだゴルウェイ

8月5日 晴れ

バンク・ホリデイということで、町のあちこちが休んでいる。もちろんパブは開いている。

夜は教会でLaoise KellyとKathleen Maclnnesのコンサートがある。素晴らしいハーピストとシンガーのコンビだ。

僕らもビラ配りに参加。

そのかいあってか(?)会場はいっぱいの人で埋め尽くされた。ほとんどが観光客だろう。しかし名前のある人達だ。地元っ子も来ているにちがいない。

素晴らしくプロフェッショナルなふたりだ。聴いていて寒気がするような演奏と歌をたっぷり聴かせてもらった。

今晩はもうどこにも寄らずに帰ろう。気持ちのいい音楽の後はワインでも飲んでサッと寝るのが良い。

 

8月6日 晴れ

今日はフランキーの兄である、ショーン・ギャビンと待ち合わせをしている。

「フランキーにフィドルを弾くように薦めて、最初にあなたが持ってきた曲がBroken Pledgeだった、という話しは本当なの?」と訊くと、「あー、そんなこともあったなぁ」と、懐かしそうに微笑んだ。

ショーンもかなり話し好きだ。そして他のアイルランド人と同じ、次から次へとよく飲む。

そして「今からどこかセッションができるところに行こう」と僕等を彼の知り合いのパブに連れていってくれた。

彼は弟のようにスーパー・スターではないが、いいアコーディオン弾きだ。僕は2002年だったかな。トニー・マクマホンと一緒にツアーをしていた時会ったことがある。

その時彼はDe Danannのアコーディオン奏者だった。

想い出話しやこれからの話し等に華が咲き、午前1時半頃帰宅。もっとも待ち合わせたのが9時ころだから、そんなもんか。

明日はいよいよ教会でのコンサートだ。Mareka&Junjiという名の知れない東洋人のコンサートにどれだけ集まるだろうか。

それでも、メアリー・バーガンもいるし、いい経験になるに違いない。