Irish Musicその38

Dougie MacDonald’s/Kit O’Connor/Tommy Peoples’  (Reel)

★  Dougie MacDonald’s

“多くの人はSolasで覚えた曲だろう。その昔James KellyとZan MacLeordのアルバムにも入っていたそうだが記憶にない。それくらいSolasの演奏が印象深いものだったのかもしれない。作った本人はBroadcove Bridgeとよんでいたそうだが、何故か彼の名前がタイトルとして浸透している”

★  Kit O’Connor

“この曲に関してはなんの情報も得られなかった。ただかなり前からアメリカの西海岸では演奏されていたもので、ティプシー・ハウスのレパートリーでもあったものだ。確かにみんなこのように呼んでいたが、それも明確なことではないかもしれない。とてもいい曲だが、以後誰かが演奏しているのを聴いたことが無い”

★  Tommy Peoples’

“トミー・ピープルスという名が付いているが、彼の作品ではないそうだ。アイリッシュではよくあることだ。Jenny Nettle’s FancyとかPaul Montague’sとも呼ばれている。 Bmで始まるAパートが特に美しい”

 

Cape Breton Fiddlers’ Societys’ Welcome to the Shetland Islands/The Contradiction/

President Garfield’s (Reel)

★  Cape Breton….

“いい加減にしてくれというくらいのタイトルだ。それにいい加減にしてくれというくらい別なタイトルも存在する。Shetland とCape bretonが逆になったものもある。作者はShetlandのWillie Hunterだ。70年代に持っていたスコティッシュ・フィドル・オーケストラのアルバムでよく聴いていた曲”

★  The Contradiction

“とても歴史の深い、そして超絶テクニックが必要な曲だ。1800年頃William Marshallによって書かれた、とされている”

★  President Garfield’s

“元々はホーンパイプ。だが、前の曲からのチェンジがとてもかっこいいのでこれを持って来てみた”