Irish Music その42

The Humours of Tulla/ Skylark/ Roarin’ Mary/ Swinging on the Gate/

Rakish Paddy/The Chicago/The Gooseberry Bush/Janine’s/

Richard Dwyer’s/Dougie MacDonald’s/Kit O’Connor/Tommy Peoples/

Tom Ward’s Downfall/Hunter’s Purse/Dinny O’Brien/Fox Hunter’s  (Reel)

 

この長いセットはずいぶん前に冗談のようにして作ったものだ。これだけの曲を途切れなしにリールのセットとして考えてみた。

やってみたらなかなか繋がりが良かったような気がする。

★  The Humours of Tulla

“僕はBattlefield Bandの演奏からこの曲を知ったが、後にアンドリュー・マクナマラとよく一緒に演奏したものだ。このあとの2曲共にタラ・ケイリ・バンドのおきまりセットである”

★  Skylark

“メロディが美しく大好きな曲のひとつだ”

★  Roarin’ Mary

“大体これまでの3曲はセットで演奏されることが多い。ジョー・クーリーをはじめ、クレアーのお決まりでもある。僕はアンドリューからとことん仕込まれたリズムが大好きだ”

★  Swinging on the Gate

“Katherine Brennan’s Favoriteという同じメロディを持ったホーンパイプがあるが、僕はずいぶん前にブルーグラス・バンドで聴いたことがあったが、それはリールだった”

★  Rakish Paddy

“ずいぶん有名な曲で、映画「タイタニック」の中でも主人公達が急いで船に乗り込むシーンなどにふんだんに使われていた。元々はスコティッシュ・チューンで3パートのものあり、4パートのものあり、挙句の果てに6パートのものも存在するらしいが、僕は2パートで充分のような気がする”

★  The Chicago

“この曲も80年代からストックトンズ・ウィングでよく聴いていた曲だ。ただ、メロディラインがあまり好きなタイプの曲ではないが、非常にポピュラーだ”

★  The Gooseberry Bush

“この3パートのリールは大好きだ。ギタリストにとってもなかなかにおもしろい。それぞれのパートに深い味わいがある”

★  Janine’s

“Jim Sutherlandよって書かれたGmのエキサイティングな曲。僕はDeclan Coreyから習った”

★  Richard Dwyer’s

“これは別なタイトルもありそうだが、僕はブリーダ・スミスに教わったこのタイトルを使っている”

★  Dougie MacDonald’s/Kit O’connor/Tommy Peoples

“この3曲はすでに「その38」に掲載されている”

★  Tom Ward’s Downfall/Hunter’s Purse/Dinny O’Brien

“この3曲も「その24」に掲載されている”

★  Fox Hunter’s

“これは「その20」で出ているが、このセットを考えた時にはGで1回、Aで1回、Gに戻って1回、さらにAで2回やった。これはアンドリューお得意のやり方だ。このセットで最初からFox Hunter’s以外の曲を2回づつやると、約22分になる“