Irish Music その47

The Scotsman Over the Border/Paddy Fahey’s   Jig

  • Scotsman Over the Border

    “キーオブDのとてもいいJigでティプシー・ハウスでもよくやった曲だ。希花もずっと前から知っていたようなので急きょレパートリーに取り入れた”

  • Paddy Fahey’s

    “数ある彼の作品の中でもあまり知られていないかもしれないが、ストックトンズ・ウィングがよくやっていた記憶がある。特にBパートのメロディが美しくて好きだ。僕らはこの後で「その3」にあるMcIntyre’s Fancyを持ってくる”

 

Log Cabin/Shoemakers Daughter/The New Copperplate/The Old Copperplate  Reel

  • Log Cabin

    “いい曲だが、意外と録音している人は少ないようだ。僕はDe Danannの古い録音から学んだ。The Little Thatched Cabinというタイトルで録音を残している人もいる”

  • Shoemakers Daughter

    “これは有名なEd Reavy の曲だ。ジョディース・ヘブンでも録音した。

  • The New Copperplate

    “特になんの変哲もないような曲だが、やり方によっては趣のある曲だ”

  • The Old Copperplate

    “これはほとんどの場合前曲とセットで演奏されるが、このタイトルでありながら、こちらのほうが後からできた曲のようだ”       

 

今回はこれだけ。そろそろ今年も終わりなので、大掃除もしなければいけないし、なんとなくせわしくなってきた。因みに、僕は「お掃除フェチ」かもしれない。いつも思うが掃除機のコードをしまうと何故途端に残ったごみを発見するのだろう。それはまるで、自分の並んだレジだけがいつまでも進まない、ということによく似ている。さっきまでスイスイ進んでいたのに、なんて。

そんなことを僕はJapanese Murphy’s low(マーフィーの法則)と言っていた。別に日本に限ったことではないが、僕がアイリッシュ・ミュージックをやっていることを知っている白人たちには結構受けたものだ。寿司を食べているとシャリだけが醤油にボトンと落ちる様なとき、そんなことを言っては笑わせた。この法則のことを知らない方はネットなりで調べてみると面白いかもしれない。

何はともあれ、いろんなことをしなくてはならないので、少しペース・ダウンするかもしれないし、何故か急に書き始めるかもしれない。年末とはかくも忙しいものか。