The Killarney Boys of Pleasure/The Reel With The Birl (Reel)
- The Killarney Boys of Pleasure
“そのむかし、僕が加入する前のティプシー・ハウスのテープで聴いたのが最初なので、おそらく‘91年くらいだろう。彼らはスロー・リールでやっていたが、確かに通常のリール・テンポで演奏するよりも趣がある”
- The Reel With The Birl
“Aパートは有名なDrowsy Maggieによく似ているが、Bパートにくると明らかにメロディが変わる。確かFrankieがこの曲をDrowsy Maggieとして録音していたが”
The Ruined Old Cottage in the Glen/Miss Ramsey (Reel)
- The Ruined Old Cottage in the Glen
“オニールのコレクションによるとLovely Mollyという曲がこれに当たる。ずっと前にどこかでマット・モロイとアーティ・マグリーンの演奏を聴いてからずっと気になっていた曲。AパートとBパートのテキスチャーの違いが大好きな曲だ。
- Miss Ramsey
“僕らはCalicoというバンドの演奏から学んだ。かれらは独特なバージョンで演奏しているが、いや、パートの順番が独特であって、メロディは、ほぼくずしていない。落ち着いたいいメロディの曲だ”
The Whistler of Rosslea/The Road to Glountane (Reel)
- The Whistler of Rosslea
“Martin Hayesの演奏で知った曲だが、Ed Reavyの古い曲だ。とても好きだった曲なので、マーティンと初めてのステージでこれが出た時には気持ちが高揚した。何も言わず突然これを弾き出した時のことはまだ覚えてる。そのまま、今僕らがやっているのとは違うConner Dunn’sという曲に入った。それはCDと同じだったが、いよいよ乗ってきて、そのまま何も言わずBoys of Ballysadareに突入。あまりに乗りすぎたので、珍しく弓を滑らせて、僕のほうを見て「しまった!」という顔をして笑っていた。だが、このセットが終わるとショーの途中にも関わらずオーディエンスが全員立ち上がったくらいの白熱した演奏だった”
- The Road to Glountane
“Terry (Cuz)Teahan’sとしても知られている。長いことホーンパイプだと思っていた。少しゆっくり目にやるといい感じの曲だと思う。そんなことでホーンパイプだと思っていたのかもしれない。彼は幼くして父親を亡くしたが、残されたフィドルやフルートを姉たちが演奏しているのを聴いて育った、という、いかにもアイルランドの家族らしい話も、彼のチューン・ブックのなかで知ることができる”