Sailing into Walpole’s Marsh/The Duke of Leinster Wife (Reel)
- Sailing into Walpole’s Marsh
“なんとも厄介なタイトルだ。それに、出だしがCastle Kellyという曲にそっくりなため、よく聴かないとこれを演奏しようとした人の気持ちを台無しにしてしまう。Castle Kellyと大きく変えるためには、ギタリストが頭をD7に切り替えることかもしれない。もちろんAmでもいいが、この曲に関してはCastle Kellyとほとんど同じメロディ(Aパートの最初の4小節だけ)でスタートするので、僕はD7にしている。このようにそれぞれの曲がよく似ていてもキャラクターが違うのだ。だからこそギタリストも何百通りもの組立が必要になってくる”
- The Duke of Leinster Wife
“The Ladies Pantalettesというタイトルのほうが一般的かもしれないが、僕は長いことこちらのタイトルで知っていた。1856年には採譜されているというクレアー・チューンだ。尚The Duke of Leinsterという曲もとてもシンプルで有名だが、これとは全く違う。「その49参照」”
The Moving Bog/The Green Fields of Rossbeigh (reel)
- The Moving Bog
“こちらも「その49」に単独で登場しているが、とても面白い曲だ。何かの後でひっつけても、突然出てもなかなかに味のある曲”
- The Green Fields of Rossbeigh
“Kerry Reelとも呼ばれている、セッションでもよく登場するポピュラーな曲だ。RossbeighというところはCo.Kerryの美しい海岸線として有名であり、ディングルの対岸に位置するところだ”
King of The Fairies (Hornpipe)
- King of The Fairies
“とても美しいメロディで、単独で演奏してもいいかな、と思う。そんな意味では、「その18」にあるThe Rights of Manと同じテイストの曲だ”
Taylor’s Twist/Lad O’Beine’s (Hornpipe)
- Taylor’s Twist
“あまりポピュラーな曲ではないかもしれないが、いいメロディだと思う。Tommy PeoplesやLiam O’Flynnの演奏で知られる”
- Lad O’Beine’s
“これはEd ReavyがLadのために書いた、とされるが、彼のつけたタイトルはO’Beine’sではなく、O’Beineだという人がいる。この辺になるとESL(English Second Language)の我々にはその違いは大きいのか小さいのかわからない。メロディは大好きだ”