Irish Music その63

Music on the Wind/Kerry Jig   Jig/Slide

  • Music on the Wind

“1972年にLucy Farrによって書かれた、というのが有力な説としてあるが、ほとんどの人はArty McGlynnNollaig Caseyの演奏かFisher Streetの演奏でBrady’sというタイトルを記憶しているはずだ”

  • Kerry Jig

“スライドだが、ジグという名称が付いている。書いたのはLucy Farrだ、という説もあれば、もっと古い文献に登場している、という事実もあるようだ。Arty達は上記の曲と共にBrady’s setとして録音を残している”

 

Fairies’ /The Stack of Barley   Hornpipe

  • Fairies’

“この曲もDick Gaughanのギター演奏で覚えた。とても親しみやすく、可愛らしい、題名にぴったりの曲だ”

  • The Stack of Barley

The Little Stack of Barleyというタイトルでも知られている、とてもよく演奏される曲だ”

 

The Liverpool/Dunphy’s      Hornpipe

  • The Liverpool

“これもかなりポピュラーな曲。Bパートのメロディがとても好きだ”

Dunphy’s

“上の曲と同じ、あまりにポピュラーな曲で特筆すべきことはない。これらの曲は基本的に覚えておきたいものである。といいながらそんな曲はまだまだ数知れずあるのだが”

 

 

 Night in That Land   (Waltz

  • Night in That Land

Johnny Cunningham作の美しいワルツ。急に想い出したのだが、彼とステージで一緒にやったことがあった。随分前のことなので、メロディも一部しか憶えていなかったので、一生懸命探しているうちにこのタイトルを見つけた。なんかNightが付いたんじゃぁないかな、という記憶だけを頼りにして。彼が亡くなって、Phil Cunningham主催の、彼を偲ぶコンサートでもこの曲でギターを弾いたが、こんなに美しい曲を想い出して本当に良かったと思っている。尚、この曲はワルツというよりもエアーだと言えるかもしれない。彼が生きていたら「どちらのほうがいい?」と訊いてみたい。僕らはエアーかな”