The Maid I Ne’re Forgot / JB’s / Lad O’Beirne’s (Reel)
★The Maid I Ne’er Forgot
“コンサルティーナ奏者のPadraig Rynneの録音から覚えたものだが、随分前にArty McGlynnとNollaig Caseyのアルバムで聴いていたものだ。彼らはEm Reelとして録音していたので同じ曲だとは気がつかなかったし、とっくに忘れていた。なお、RynneはBm Reelと名付けていた。O’Neillのコレクションにも含まれているというので、そんなに新しい曲ではなさそうだ。Michael Gormanの曲とも言われているが、とても現代的なメロディを持った曲だ”
★JB’s
“古いスコットランドの曲でF#mで書かれている。James Murdoch Hendersonによって1932年に書かれているというから驚きだ。JBとはどうやらJames B Patersonという人物のことらしい。これは多くの人がエアーのように演奏しているものだが、Rynne はReelとして超絶テクニックを披露している。僕らは彼の演奏から学んだので今度はエアーにしてみてもいいかもしれない。Old Blind DogsのJohnny Hardieがいい味を出している”
★Lad O’Beirne’s
“Josephine MarshやSharon Shannonの演奏でさんざん聴いた曲だが実にいいメロディだ。キーもFで書かれているし、一味違う感じがある。
この3曲はPadraig Rynneのセットだが、あれはいつだったか。恐らく2002年頃ゴルウェイでブリーダ・スミスとセッションに出掛けた時に初めて彼と出会った。ブリーダが「今、若手で一番売れているコンサルティーナ奏者」と言っていた。もともとはクレアーの出だがその時はゴルウェイにいた。今はまたクレアーに戻っているようだ。
その日のセッションではCherish The Ladiesのアコーディオン弾きMirella Murreyとも再会した”