2017年 アイルランドの旅 9

8 12日(土)小雨から曇り。後、快晴。9時起床。

それぞれが起きて来て10時頃から朝食を食べながらしばし歓談。庭をウサギが駆け抜けて行った。

僕らは今日、何年か前に知り合ったアンガスという男にピックアップしてもらってフィークルに行く。彼は音楽家ではなく、様々なフェスティバルの間

飲んで歩いて音楽を聴いて回るのが好きなのだ。因みにローリーという兄貴がいるが、彼とはフィークルで待ち合わせているという。

アンガスとの待ち合わせは2時半頃。

朝食の後、時間があったので、Jackieがまたアコーディオンを弾き始める。Mattもフィドルを出す。ちょっとの間セッション。
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こういう時間がとても貴重だ。

アンガスはきちんと連絡をくれる。少し遅くなるというので、待ち合わせ場所のホテルのロビー、というか素晴らしいスペースでコーヒーを飲みながらゆっくりする。

3時過ぎに彼が来てくれた。なんだかんだ言って毎年顔だけは合わせているが、なかなかゆっくり話もできない。

クレアまでは2時間半ほどなので話はいっぱいできた。途中、リムリックで彼らの母親が入院している病院に寄り、またクレアに向かう。

景色は段々クレアそのものになって来た。

僕らはアンドリューの家の前で降ろしてもらい、フィークルで会う約束をして別れた。

しばしアンドリューの家で休み、彼と一緒にガタガタ道をフィークルに向かう。

夜はTara&Dermy DiamondそれにGerry Harington Charlie Piggotも来て、12時まで演奏。

さて、アンドリューの家までどうやって帰るか考えていると、目の前に今まさに出発、という女の人がいた。相手が女の人なので希花に声をかけてもらった。

そしたらEnnisまで戻るからいいよ、と言ってくれる。

道中、色々話を聞くとNorth Carolinaから引っ越して来たばかりだという。さらに話をしていると、何とJodys HeavenCDを、いつ、どこで手に入れたか

覚えてないけど持っている、というのでお互いびっくり。

彼女のおかげで無事アンドリューの家に到着。2時半頃就寝。

813日(日)曇り。ひたすら寒い。8時55分に目が覚めた。よく寝たようだ。

しばし散歩。

フィークルでは、僕らが到着する前の日はずっと雨だったらしい。

お昼を近くのチャイニーズレストランで済ませ、一路フィークルへ。

まず、3時からBohansというパブでセッションホスト。全く知らないのに弾いている困ったちゃんが2人いたが、先日初めて会ったデイブ・シェリダンの

奥さん、ミッシェルも参加してくれてアンドリューも大爆発。

困ったちゃんは有名らしく、どうしようもないのでマイペースで進めていく。3時間ほどで終わって、ペパーズに移動。

ここで9時過ぎからピート・クイン、カレン・ライアン、アンドリューの面子に混じって演奏する。

例によって自分の好きな相手で自分を取り囲むようにセッティングするアンドリュー。この時が一番シリアスで嬉しそうだ。

アイリーン・オブライエンやジェリー・ハリントンも来て、大盛り上がり。そこにデイブとミッシェルも来て更に大盛り上がり。

ピートはキーボードだが、僕とコード感覚が良く似ていて、彼も僕の出す音に頷きながら嬉しそうに弾いてくれる。2人で「そう、これでなくちゃ」

とにんまりするシーンがいっぱいある。

帰りはミッシェルの車でTullaまで。時刻はもう3時を回りかけている。就寝は4時近くになって、いや、4時回っていたかもしれない。

頭の中を沢山のチューンが駆け抜けている。