以前、グレイト・レイクス バンジョーのことを掲載してみたが、今度はギブソン・マンドリンのことを掲載してみる。
この写真のマンドリンは共に1900年代初期のモデルだ。
茶色い方が1913年のAモデル。当時としても安価なモデルだったと言えるだろう。
音はカラッとした、確かに高級モデルとは一味違う、どこか直接的な響きを持った…よく言えば大きな音のするものだ。
古いのに音程は他に類をみないほどいい。
黒いボディの方は1911年のA-4。これは当時の高級モデルだ。
糸巻きの装飾など、たまらなく美しい。そして限りなく弾き易く、上品な音色で、
当時の職人の腕と情熱が感じられる素晴らしいマンドリンだ。