2018年アイルランドの旅 26 カーロウの1週間

816日(木)今のところ晴れ。時間は午前840分。ちょっと外に出てみたが、風が冷たくて寒いくらいだ。

猫の家を外で乾かしてあげようと外に持っていくが、しょっちゅう細かい雨が落ちてくるし、すごく晴れたと思ったら急にザーッと降ってくる。これでは確かに洗濯物も放っておくしかないかもしれない。カーロウでゆっくりの1日。

817日(金) 曇り。お、食事を終えた猫が一目散にゴロゴロ言ってやって来た。でも今日はあまり時間がない。しかしもう飛びついている。仕方がない、5分だけ。ま、こいつがひっついていると暖かいし。と言うのも、そろそろストーブかな、と思うくらい今朝は寒い。

これからキルケニーに出かける。現在午前810分前。

今、キルケニーでアート・フェスティバルが開催されていて、音楽や絵画、クラフトなどが楽しめる。

町を歩いているとデニス・カヒルにばったり出会った。

いろんな教会やお城などが、あらゆるアートのために、また世界中から訪れる人のために解放されている、と言う結構大きなフェスティバルだ。

希花さんは、古いスタイルのハープのワークショップやコンサートがあるので、まだ残っているが、僕は一足先に戻って来てキアラン君とバグナルスタウンで待ち合わせして、猫のトイレに使う砂を買いに行った。

散々猫の相手をして、早く寝ようと思ってもついつい午前様になってしまう。希花さんももうじき帰ってくるだろう。

818日(土)午前2時を回った。気温は16となっているが、やっぱりもっと寒いような気がする。さっき寝たキアラン君もそれまではしっかりパーカーを着込んでいた。朝起きたら今日はどんな天気になっているだろう。ちなみに来週は最低気温が10を割るらしい。

午前8時。いい天気だ。現在17、穏やかな風が吹いている。

オス猫が行方不明でなかなか見つからず、結局高い塀のところで発見。降りられなくて、こちらも脚立を出して来て、チャオチュールで誘いをかけてなんとか助けだしたが、せっかく助けたのに前回同様思い切り爪を立てた。恩知らずの猫の世話も大変だ。

今日は、近所に住むフェルトデザイナーのれいこさんとダラウと彼の弟オーインと一緒に散歩とディナーを楽しんだ。

散歩は以前、キアラン君の誕生日会で訪れたことがある森の中のレストランの周り。

僕らが到着するまでの間に兄弟2人は川で泳いでいたらしい。未開の森の中に流れるどこまでも澄み渡った川だ。

しかし、こう言うところにレストランがあっていつもお客さんで賑わっていて、少し奥に行けばこんなところがあって本当に北海道の未開拓版だ。

ディナーはメインにニジマスをグリル。そのほかにもれいこさんが胡麻和えなどの美味しいディッシュを用意してくれて、お話にビールに盛り上がって11時頃解散。

現在夜の1150分。なんだかすごい風が吹いている。雨も少し降っているようだし、もしかしたら今晩はストームかもしれない。

819日(日)曇り。特筆すべきことはない1日だが、どうやらGalway vs Limerickhurlingのマッチがあるらしく、これから町が大変なことになるだろう、と言ってその前に買い物を済ませる。

結果はどうやらリムリックの勝ちだったようだ。僕はその間昼寝をしてしまった。

猫も昼寝をしていた。

820日(月)曇り。外は寒そう。もう確実に冬が近づいている感がある。

色々と仕事を手伝ったり、ちょっとした用事で出かけたりで、あっという間に夕方になってしまう。ずいぶん日が短くなったなったようだ。それだけでも冬の訪れを感じる。秋というものは以外に短いのか、無いのか、その辺はわからないが、強いていうならば例年、夏というものがないに等しいのかもしれない。しかし今年は確実に夏があった。

ちょっとした用事でカーロウの町に出かけた。

結局、今日もすこし汗ばむくらいの陽気になったが、現在夕方の4時過ぎ。もう涼しい風が吹いている。

外で少しだけワインを飲んで休む。

夜はいろんな音楽を聴いてリラックス。秋の夜長、という感じだ。結局また2時になってしまった。

821日(火)曇りのち晴れ。今日も結構暑くなりそうな気配。25くらいになるだろうと言われているが、この辺で25は暑い方だ。これがインディアン・サマーだとしたらえらく長く居座るインディアンだ。

それはそうと、今晩はれいこさん達とインディアン・レストランに行くことになっている。お、うまくオチが繋がったものだ。

822日(水)久しぶりに朝から雨。この頃キアラン君も探し物が多くなって、今朝も自分で出したバターを一生懸命探していた。昨夜、希花さんも「パジャマのズボンがない」と言っていたが僕とキアラン君が「今はいてるのそうじゃねえの?」と言ったら、すごすごと自分の部屋に入って行った。みんな歳がいく。

今日も猫の観察をしながら後で明日からのことを相談するためにノエルに電話しなくては。こちらから連絡しないと彼も忘れているかもしれないし。みんな歳がいく。

とにかく明日は朝からカウンティ・ダウンに出かける。その後、引き続きトニー・オコネルに会ったり、マット・クラニッチに会ったりするために多くの場所に行かなくてはならない。その準備をしなくては。