2018年アイルランドの旅 30 カーロウに戻る

91日(土)晴れ。昨夜戻ってきたのが1時半を回っていたが、また8時頃には目が覚めた。

マットとお茶を飲んだ後、いつも彼が健康のために歩きに出かける場所があるので一緒に行こう、と誘われて、天気もすごくいいので行くことにした。

とてつもなく大きな公園Royal Gunpowder Millsという、昔は火薬を製造していた場所らしい。広大な土地でサイクリングロードやランニングコースがあり、見渡す限りの緑が広がる中でヨガのクラスがあったりする。

そんな中を二人で1時間ほど歩いた。何人かの彼の知り合いに会ったが、そのうちの一人は何度もyoutubeでノエル・ヒルとの演奏を見ている、と言っていたし、フィークルでも見たと言っていた。世の中狭いもんだ。

帰ってきてシャワーを浴びて、土曜日恒例のスコーンをいただく。

マットの弟がやってきて、去年と同じメンバーでホームメイドのスコーンと紅茶でしばし歓談。

そして、今日はマットが親戚の家に行く通り道だということでカーロウまで奥さんのリズと一緒にドライブしてくれた。

2時間半ほどの道のり。CDのアイリッシュ・チューンを聴きながら「あーじゃない、こーじゃない」と言いながら素晴らしい天気の下、一回の休憩でほとんど時間通りにキアラン君の待つ家に着いた。

待っていたのは彼だけではなく2匹の猫もだと思う。

今日はそれからこの家で友人を数人呼んでセッションをしようという話になっていて、ミッシェルとデイブ、ジョンやれいこさん、ダラウ、それにキアラン君のお母ちゃんまで来て、まず乾杯と軽い食事。

マットとリズは10時半頃、まだ1時間ほどドライブしなくてはならないので帰って行った。

随分お世話になったので名残惜しかったが、次回会えることを彼らも楽しみにしてくれているようだし、本当に感謝だ。

マット・クラニッチ。僕より一つ年上。いつまでも健康で、いい音楽を聴かせて欲しい。

92日(日)曇り。昨夜勢いに任せて飲みに行ったキアラン君は今、そろそろ11時になろうとしているがまだ寝ている。僕も一旦8時過ぎには起きたが、さっきまでまた寝てしまった。

10日間の疲れがどっと出ている。

よく晴れてきたので洗濯をする。猫の世話をして夕方から買い物に出かけようとした瞬間に突然ジョンがやってきた。

こうなると1時間は予定がずれる。普通、すぐ去る予定で寄ってもここの人たちは最低1時間ほどは話し込む。

それがどんなに急いでいる時でもそうなのだから誰もが時間通りには現れないことは当たり前かもしれない。

それだけ友人たちとの物理的な距離が離れているのだろうか。そして心は都会の人とはくらべものにならないくらい密接なのだろうか。

やっぱりもう1時間経った。帰る態勢のままキアラン君も引き続き話すし、ジョンもそのままの態勢で後30分くらいは話すだろう。荷物は持ったが、あと10分くらいかな。結局携帯は忘れて行ったし期待を裏切らない人だ。

夕方遅くには雨が降り出してきて、こちらも期待を裏切らない天気と言えるだろう。

93日(月)午前8時、今のところ晴れ。猫を外で遊ばせようと思うが、寒くて帰って来てしまう。今日はそれくらいに風が冷たい。

14となっているが、それ以上に寒く感じる。家の中はサンサンと輝く太陽の恩恵で暖かいのだが。

後2週間ほどの滞在となった。

歳とるとなおさら時の流れが早く感じる、まだ希花さんにはわからないだろうけど、確実に一日一日が短くなっている感じがする。

早起きしているのに。

今日は街まで歩いた。先日マットと歩いてとても気持ちよかったし、今日の天気なら申し分ない。雨も降らないだろうし(天気予報も保証しているし、みたところ今日は信用できそう)少しは暖かくなってきた。

川のほとりを歩いて鴨を見て、気持ちのいい散歩だった。

94日(火)晴れ。今日までは天気が良さそうだ。よく晴れて昨日ほど寒くない。なので午前中のうちに散歩に行こうかと思っている。

日本には大きな台風が来ている、ということで大変らしい。

みんな無事かな

95日(水)晴れ。今日はボリスという街でキアラン君の生徒さんたちへのサポートのためのコンサートに参加する。生徒さんたちも、デイブ&ミッシェルも、そしてリムリックからアレックもやってくるので大きなイベントになりそうだ。

その前に片方の猫(因みに雄の名前がおこめ、雌の名前がこむぎ)雌の方が昨日から元気がなかったようなので7時から様子を見に行ったが、今朝はニャーニャーと食事を催促したので安心した。

しかし言葉がわからないのでまだ気にはなるが。

今はWillie Clancyの古い録音を聴きながらコーヒーを飲んでいる。明るい日差しの中で。

このアイルランドの子供達、特に先日会った姉妹などはこういうものを散々聴いて育っているんだろうなぁ。

今、ギャというような声がしたので外で遊んでいる猫を見に行ったが、2匹とも飛んでいる鳥を眺めて平和そうにしている。綺麗に並んで見ている。

なのでよく聞いたら、CDから聞こえるパイプの部分的な音だった。あ、咳払いまで入っていた。

そういえば昔、誰だったかのブルーグラス・アルバムでフィドル・ソロの最中、明らかに誰かがくしゃみしているのが聞こえた。

こちらも平和な時代だったな 。

雄のおこめが耳をめがけて後を付いてくる。どこまでも平和だ。

晩のコンサートは大成功に終わり、一息つく間も無く北海道で大きな地震があったというニュースが入った。

日本は大変なことが次々に起こる国になってしまった。国民を無視する政治家のせい、彼らの発言と行動を見るたびに日本という国も終末に近づいているんではないかと言いたくなるくらい色々なことが起こってしまう。

みなさんの無事を祈るのみだ。

96日(木)午前6時過ぎ。アレックがリムリックに戻るので早起き。曇っているせいかまだ暗いし、寒い。雨も降って来た。

7時過ぎアレックが、キアラン君の友人でリムリックまで仕事に出かけるナイルの車に便乗して帰っていた。

僕らは明日からベルギーに行く。先日ここに来ていたフルート作り職人のギュートがハウスコンサートを企画してくれているからだ。

戻って来てからもリムリックに行ったりしなければならないので日本に帰るまでちょっと忙しい。

97日(金)晴れ。ベルギーに行くのでちょっとお休み。と言っても日曜には帰ってくる。そして月曜にはリムリックに出かける。

先日会ったリムリック大学の学生、デビッドのファイナルパフォーマンスを手伝う予定だ。

その後、ノエルに会うためにゴールウェイに行く予定でもいる。

いつも帰る数日前が急激に忙しくなるが、それも仕方のないことだろう。

多くの人が帰る前に会いたいと言ってくれることはありがたい。