最近話題になった国連での少女の抗議からこの映画を想い出しました。
日本ではほとんど知られていないものだと思いますが、こんな物語です。
アメリカのある小さな町に住むChuckという少年。実は地元のリトルリーグで活躍する、それも地元ではかなりの評価を得ている選手でしたが、ある日核兵器の施設を学校の授業で見学に行き素朴な疑問を持つのです。
「何故こんなものが必要なんだろうか?」彼は決心します。「これが無くならない限り、僕は野球を止めてしまう」
彼のことをやがて小さな新聞社が記事にします。
そしてそれを見たボストンセルティックスの主力選手Amazing Graceが「よし、この子に賛同する。俺も核兵器がなくなるまでバスケットボールは止める」
そして、大リーグの選手たちがこぞって賛同し、勿論フットボール選手も…。
そんな風に物語は進んでゆくのですが、やがてあることをきっかけにして世界中の子供たちが彼に賛同していきます。
勿論、夢物語的な部分は否めませんが、とてもいい映画でした。
話を戻して、あれを聴いたあの会議に参加していた要人たちがなにを感じたか分かりませんし、これからどうなっていくかも分かりません。でも、確かに何とかしなければいけないということは自分たちの身に降りかかっている気候変動からも分かってきています。
あまり気にしていないのは金と権力に守られている政治家だけかもしれません。
Amazing Grace and Chuckもし興味がありましたら是非観て欲しい映画のひとつではあります。