2020年

2000年になった時「へぇ~!2000年だって!」と驚いたものだが、あれからもう20年にもなることに改めて驚いてしまう。

そして自分が古希を迎えてしまったことにも驚いている。

今のところ特に体の調子で悪いところはないが、立ち上がる時の「どっこいしょ」や「あいててて…」などは仕方ないものだろうか。

しかし、今まで大病も患ったことがない、というのも考えもので、猫の去勢手術の話を聞いただけでも全身の力が抜けてしまう。

こんな話題で始まる2020年というのもどうだろうかと思うが、昨日までの2019年は特に忙しく演奏をしてまわった、ということはなかった。

CDを新たに作ったことやラグビーワールドカップ絡みの演奏、何年か振りのジョディース・ヘブン。それくらいだったろうか。

年末にキアラン君との演奏で年を越せたのは僕等にとって良かったかもしれない。

久しぶりにアイルランド音楽の本来あるべき姿を垣間見たような気がする。引き戻された、というべきだろうか。

2011年からアイルランドのトップミュージシャン達と関わり、今ではその仲間入りをしている希花さんにとっても、まだまだ学ぶことは多いだろう。

僕の方もそうだ。

ブルーグラスだってオールドタイムだって、アイリッシュにしても…まだまだ道の途中であり、未知の世界が広がっている。

2020年がどういう1年になるか、その先はどうなるだろうか。正直知る由もない。

日々を大切に、健康に留意して、ほどよく先に進んでいくことができればまた新しい年を迎えることができるだろう。

ずっと支えてきてくれている古くからの友人達、そして新たにお知り合いになることができた方達に感謝しながら。

2月8日に往年のWindⅡが70歳のバースディコンサートを主催してくれるので、そこではいろんな歌を皆さんと一緒に歌いたい。

そしていい音楽をいっぱい聴いていただきたいし、その日の為にCDも用意してあります。

また皆さんとお会いできること、そして皆さんの元気なお顔を見ることができる、という事を楽しみにして2020年最初の挨拶に変えさせていただきます。