2020年8月最初の日

先日、一体どうなっているんだろう、みたいなことを考えていたら、やはり東京医師会の方が会見を開いていて「コロナに夏休みはない。国会を開くべきだ」と言っていた。

かなり激怒していたように見えたが、彼らはもっともっと声をあげてもいいと僕は思う。

政治に口を出さないほうがいい、というようなことを言っていた医療関係者がいたが、東京都民であり、日本国民であり、人間であり、その上に医師である彼が政治の納得できないところに意見を言ってもおかしくはないはずだ。

もし、彼らがストライキを起こしたら「もう患者は診ません。陽性者は全員国会の敷地に集まってください」などという話になったら面白いな、と勝手な想像をしてしまう。

結局、政治家は他人事で「隠れていれば自分たちには感染しないし、文句を言われる場を失くしてしまえば、国民は感染が怖いし、忙しいし、それどころではなくて、そのうち選挙で政権が交代して、つぎの政権のせいにしておけばどうせみんな忘れるだろう」そう考えているとしか思えない。それか知らんふりしてそのまま続けたいのか。

今日こそはなにか明るい話題か、なにも考えなくていい話題にしようかと思いつつ、なにも音沙汰の無い政府の他人事に黙っていられなくなってしまう。

日本の政治家の程度もここまで落ちたのかと思うと情けないやらバカバカしいやら…。

なにが「国民の命と財産を守る」なんだろう。「政治家の命と財産を守るために国民には犠牲になってもらう」が本心だろう。

ところで、今朝「ぬれせんべい」が話題に登った。急に変わって申し訳ないが、僕はどうもあれに納得がいかない。せんべいは硬いものだろう。

と云うと、希花さんが「年寄りでせんべいが食べたいけど、硬過ぎる人にはいい。それによく味がしみ込んでいて悪くない」と言っていた。

なるほど。でもどうも日が経って湿気たせんべいのような感触だ。といえどもそれが要因で一度くらいしか食べたことが無いのか、まだ食べたことがないのか…すらも分からない。

むかし、歯の悪い省ちゃんがこんな風に嘆いていた「じゅんじ、聞いてくれるか。おやじ、俺の前で美味そうにせんべいをバリバリ喰うとんねん。俺がそんなもん食えないの知っているのに。あ~情けない。食べたいなぁ」

可愛そうなせんべいの想い出だ。

ところでせんべい汁というのも良く分からない。大体「南部せんべい」というものの美味しさが分からない。これは好みの問題なので、ただ僕が好きではないだけだ。

その美味しさが分かる人から見れば「可哀そうな奴」ということになる。

これもむかしの話だが、息子が言っていた「ベジタリアンの人は人生においてかなり損をしている。こんなにも美味しいものが世の中にあるのにそれを食べようとしない。もっと幅広く大きな目と心を持たなければ絶対損をする」

確かに一理あるかもしれない。

話は戻って、逆に硬くなったロールケーキやショートケーキなんて食べたくない。

それは古くなっただけのはなしか。

とに角、ぬれせんべいから、こうであってほしくない、或いは別にこうでなくてもいいんじゃないかという食べ物、というものを考えてみた。

別に生でなくてもいいキャラメル。やたらとファンシーなかりんとう。高すぎるハンバーガー。創作ラーメン。なんでも猫を題材にすれば少々高くても売れると思うケーキやクッキー。

多分、高級志向というものも好きでないのかな。

かくなる僕は一般的庶民である。

政府から見れば、税金を払わせてコロナ戦線に送り込む一兵卒である。