未だにスマホの使い方が良く分からない。あれ、電話しちゃったよ、とか、これどうしたら見れるの?とか。それでも最近はWiFiの無いところではラインをしない方が良い、くらいのことがやっと分かってきた。
でもバイトだかギガだかなんだかよく分からない。
何だったか、あのムニャムニャとしたやつ、QRコードか…あれも何だかよく分からない。
むかし、バーコードと云うものが出てきた頃、いろんな商品に張られているのを見て省ちゃんと「コリャなんじゃろカイ」と首をひねったものだ。最初に見つけたのは確かファミレスでのタバスコだった覚えがある。
思えば僕の場合、コンピューターですら10年くらい前に初めていじったものだ。
自分は理数系が苦手なので良く分からない、と最初から思っているので、細かい作業は希花さん任せだ。
アメリカでは1986年ころ、既に小学校にパソコンが置いてあって、生徒たちはそれを使っていた、と記憶している。
特にカリフォルニア州はシリコンバレーを擁しているだけに当たり前のことだったかもしれない。
そうして子供たちは高校生くらいになると、自分でタワーを分解して友人たちと集まってなんだか何かをインストールするとか言ってはバラバラにしていた。
車も、エンジンのないフォルクスワーゲンビートルかなんかを300ドルくらいで買ってきて、毎日のようにガレージにこもって走れるようにしていた。
その辺はDIYの国なのでほとんどの子供たちはそうして物事を覚えていくようだ。
コンピューターに関しては、物心つくかつかないかくらいから操作している、というのは今の時代の子供たちには当たり前のことだろう。
そこには多くの弊害もあると思うが。
また、今やスマホが無いと普通の社会生活も送れないくらいの勢いになっている。
今迄はポイントカードを出せばよかった店でもスマホにポイントが加算されていくようなシステムになると、もうインストールのやり方が分からなかったりするので、ま、いいか、ということになってしまう。それこそQRコードっていうやつで。
なのでいまだにキャッシュレス決済なることはやっていない。なんかよく知らないけど損しているんだろうなぁ。
そういえば、初めて飛行機にEチケットなるものが登場した時には戸惑ったものだ。やっぱり昔の感覚で、チケットは自分で持っていないと気が気ではない。
空港に行ってマシンのパネルをタッチして…なんて怖くてしかたなかったのを覚えている。
今や当たり前のことでも20年25年前はドキドキしたものだ。
ホテルの予約もネットだといざ行ったら予約が入っていなかったり、とか考えるのだが、これも希花さん曰く「電話だと聞いていない、ということがあり得るかもしれないけど、ネットだったら記録が残るからその方が安心」という事だ。
確かに一理あるが、どうも相手の声を聞かないと…と思うのはやはり時代的な感覚の違いかもしれない。
Suicaをチャージするときに新しいタイプのマシンがあって、ポンと上に置いてチャージするもの。あれが良く分からなくて希花さんに「あ、まだ動かしちゃダメ」と怒られた直後にとなりでチャージしていたおばあさんが同じことをしていた。ついでにそのおばあさんも希花さんに怒られていた。