報道番組

このような世の中になって、よく見る番組の中に報道番組が圧倒的に割合を占めるようになってきた。

元々、バラエティなどはほぼ観ないし、歌番組も観ないし、クイズ番組は時々観るかな、ニュースはもうちょっと観るかな。そんな感じだが、朝の情報番組はやっぱりコーヒーを飲みながらあっちこっちチャンネルサーフィンをして観ている。

沢山のお医者さんや、医学博士の名前も顔もこの期間覚えてしまった。

しかし、やっぱり一番面白いのはかなりマジな報道番組だろう。

最近、ある報道記者が言っていたことに非常に共感を覚えた。

「この感染症にかかった人、お店を開けなければ生きていけない人、その人達は言うなれば被害者なのに、そこに何故罰を与えようとするのか。勿論、知っていてわざわざウイルスをばらまいているような人については罰則を与える必要があります。しかし、病院に入りたくても入れなくて死の淵を彷徨っている人もいる、或いはその間に亡くなる人もいる。そんな人達にも罰則を科すつもりですか。一体自民党は何を見ているんですか?今までにこの1年何をしてきたんですか?ある外国の記者が、日本ではさほど感染が広がっていないのは何故ですか?と尋ねたら、昔ちょっとだけ首相をやった人が、そりゃぁ国民の意識が違うからだよ、と口をとんがらかせて(とは言わなかったが)言っていたそうですが、いざ感染が広がってくると急に国民のせいにする。罰則は、大したこともしてこなかった政府こそが受けるべきだ」

自民党のなんか偉そうな見た事もないおじいさんが出ていたが、関係ないみたいな顔をしていた。

腹が立ったが最後まで観て「その通り!その通り」の連発。出ていた医療関係者もかなり憤慨しているように見えたが、相当疲れているんだろうけどあんな議員のツラを見たら精神衛生上良くないし大丈夫かな?なんて心配してしまった。

しかし、自民党はトップが7年以上にもわたって嘘をつき続けてきたせいか、もうそれが当たり前のことになっていて、皆が躍起になってそれを隠し、黒幕みたいなのが国民に対して悪態をつくのも当たり前のことになっていて、もはや他人の痛みなんて言うものには何も感じなくなっているのだろう。

これは様々な報道番組を観ていて感じる僕の素直な感想。

ところでアメリカはこれからどうなっていくのかな。なんか普通に戻ったような気がするが、こちらもなんか大変そう。

大体国が広すぎるし、民族が多様過ぎる。バイデンのどんでん返しならぬ「倍デン返し」が見たいものだ。

さてと、今日も報道番組でイライラしてしまうかもしれないが、前出の記者のようにガツン!と言ってくれる人がいるとすっきりする。

その少しのすっきりの為にまた報道番組を注意深く観てしまう。

余談だが今日、菅総理の声が少し枯れていたように思ったけど(僕のテレビのせいかな?)あれはあれで疲れているのかな。

ま、コロナに関しては誰がトップでもどうしようもないことだということは分かっているし、気の毒だとは思いながらも、高い給料とボーナスを考えると倒れてでも、血を吐いてでも働け!と云いたくなってしまう。

そのための体力づくりのステーキだったら許してあげるけど、一人でひっそりと食べてね。