Bluegrass Boys 1980

ジミー・カーター時代のホワイトハウスでのブルーグラス・ボーイズの映像を見た。

ゲストにドック・ワトソンが出ていたものだったが、すっかり時間の経つのを忘れて見入ってしまった。トイレに行くのも忘れたくらい。

夜中の頻尿に悩む人はできる限り昼間にあまりトイレに行かないほうがいいらしい。

何となく行きたくなった時はなにか他のことをやって、出来るだけ回数を減らした方がいいらしい。

そんなに行きたくなくても行きたいような気になって行ってしまうのが良くないそうだ。

また話があらぬ方向に向かっているが…。強引にトイレからバンジョーの話に持って行こう。

この映像のバンジョーはブッチ・ロビンスだっただろうか。

ブルーグラス・ボーイズは何回か(2回だった?)来日しているし、その度に聴きに行った。

バンジョーがボブ・ブラックだったと思う。

リハーサルでPAの人に先ず生の音を聴かせて、バンジョーだけ少し多めにローを入れてくれ。それ以外はいじらなくていい、と言っていた。

なんか周りはピリピリしていた。まるでどこかのバンドをみているようだった。

84年にニューヨークで観た時は多分バンジョー弾きはブレイク・ウイリアムスだったと思うが、オープニング・アクトのパット・クラウドのバンドも楽しみに出掛けて行った。

このバンドの演奏をステージそでからケニー・ベイカーが「わしにはようわからん」と云うような表情で観ていたのが印象に残っている。

とにもかくにもこの80年の演奏も素晴らしかった。

アンサンブルの素晴らしさと強引なまでのドライブ感に打ちのめされた。

文句なしのブルーグラス。

勿論、ドック・ワトソンも素晴らしかった。

良いものを観たし、おかげで今晩はよく寝れるかもしれない。