2022年 アイルランドの旅 9

さて、いよいよアイルランドらしい天気になってきた。

これから先はどんどん季節が進んで行き、朝は9時でもまだ暗く、夕方にはもう4時にもなるとほとんど真っ暗。おまけに雨まで降る。

流石のユジーンも…いや、中で飲んでいるかも。

昨夜はまたフランシスのお誘いがあり、クレインバーで12時までセッションに興じた。

オーストラリアからのフルート、フィドル、マンドリンの3人組が加わって一層盛り上がった。

それより先に、ノクトンズという有名なパブで少しだけ飲んでいると、隣にきたグループのうちの1人が陽気に話かけてきた。

結構、音楽に詳しい人でフランキーのこともよく知っているらしく、ギターはDADGADか?なんて聞いてくるし、非常に盛り上がった。

困ったことに意気投合してくると必ず出る言葉が「もう一杯どうだ」

この後、和カフェ(現在は和すしに名前を変更している)のオーナーである早川さんと食事をするので、その前に軽く、というつもりが、こうなるとなかなか断りづらい。ハーフが結局1パイントになってしまう。

そして食事は希花さんの合格祝いと考えてくれた早川さんがシャンパンもオーダーしてくれたので3人でそれも1本飲み、そのままパブに向かった。

早川さんも朝からずっと働きっぱなしで疲れていたが、パブに入ると待ちかねたフランシスが「何飲む?」

これは例によってパブのおごり。もう半分寝かかっている早川さんも遠慮しながらジンジャーエール。

僕はギネス。希花さんもギネス。

オーストラリア人も加わって盛り上がった頃「もう一杯いこう」とフランシス。

バーテンダーが嬉々としてみんなの分を持ってきてくれる。

結局5時くらいから12時まで飲みっぱなし。ユジーンのことは言えないが、僕らなんてまだ可愛い方だろう。

でもそろそろアルコールを控える日を設定しないと。

いよいよアイルランドらしく…と書いたが、急にどえらくいい天気になってきた。風は冷たく、日差しは暖かい。

これでは晩御飯の後、一杯、ということに…三日坊主ならぬ3分坊主だ。