差し出し人不明のメールが入った。
31日の木曜日空いてるか?もし空いていたらWood Quayのパブに9時半に来てくれ。
というそのメッセージ。
それどこ?あんた誰?
とりあえずあんた誰?だけメッセージしてみた。返事はこれだった。
Enda Scahill Sorry!
なんだ、去年の10月17日に道で会ったエンダ・スカヒルじゃないか。
実は僕らの今回のCDリリースコンサート初日のゴールウェイに来ていたらしい。
マナスとは旧知の仲、僕も別なサンフランシスコ時代の知り合いなど、けっこう人も多く、
その時は話はできなかったが、マナスに「すごく良かった」といって帰っていったらしい。
なので彼に連絡先を聞いたのかもしれない。
マナスには他にも、僕の昔の友人という数人が連絡先を知りたいと言ってきたらしく、律儀な彼はその都度、僕に「教えてもいいか?」と尋ねて来ていたが、エンダなら僕も知っているし問題なし、と思ったのだろう。
マナスはいろんな人に今回のプロジェクトの話をして、メンバーの事を言うと、ほとんどの奴がジュンジを知っているんでびっくりしている、と言っていた。
エンダ・スカヒルは今やすっかり売れっ子になっているWe Banjo 3のバンジョー弾き。
20年前には若い兄ちゃんという感じだったが今やすっかり大人だ。
その20年前にはまだ基本3人編成だったと思うが、僕の記憶ではまだFergal Scahillが居なかったんじゃないかな、アメリカ人のドブロバンジョーの人を入れての4人だった。
「俺たち数学が苦手なんで」と言ってお客さんを笑かせていた。
日本にも確か来ていたはずだ。その時はエンダとファーガルの兄弟、デビッドとマーティンの兄弟という4人編成がすでに固まっていたはずだ。
その辺のことも今度訊いてみよう。
しかし、9時半からは遅いなぁ…。
おじいちゃんはもう寝る時間なのに。
子供もそうだよなぁ「子供は寝たか、もう8時だよ~♪」