2023年アイルランドの旅 33

差し出し人不明のメールが入った。

31日の木曜日空いてるか?もし空いていたらWood Quayのパブに9時半に来てくれ。

というそのメッセージ。

それどこ?あんた誰?

とりあえずあんた誰?だけメッセージしてみた。返事はこれだった。

Enda Scahill Sorry!

なんだ、去年の10月17日に道で会ったエンダ・スカヒルじゃないか。

実は僕らの今回のCDリリースコンサート初日のゴールウェイに来ていたらしい。

マナスとは旧知の仲、僕も別なサンフランシスコ時代の知り合いなど、けっこう人も多く、

その時は話はできなかったが、マナスに「すごく良かった」といって帰っていったらしい。

なので彼に連絡先を聞いたのかもしれない。

マナスには他にも、僕の昔の友人という数人が連絡先を知りたいと言ってきたらしく、律儀な彼はその都度、僕に「教えてもいいか?」と尋ねて来ていたが、エンダなら僕も知っているし問題なし、と思ったのだろう。

マナスはいろんな人に今回のプロジェクトの話をして、メンバーの事を言うと、ほとんどの奴がジュンジを知っているんでびっくりしている、と言っていた。

エンダ・スカヒルは今やすっかり売れっ子になっているWe Banjo 3のバンジョー弾き。

20年前には若い兄ちゃんという感じだったが今やすっかり大人だ。

その20年前にはまだ基本3人編成だったと思うが、僕の記憶ではまだFergal Scahillが居なかったんじゃないかな、アメリカ人のドブロバンジョーの人を入れての4人だった。

「俺たち数学が苦手なんで」と言ってお客さんを笑かせていた。

日本にも確か来ていたはずだ。その時はエンダとファーガルの兄弟、デビッドとマーティンの兄弟という4人編成がすでに固まっていたはずだ。

その辺のことも今度訊いてみよう。

しかし、9時半からは遅いなぁ…。

おじいちゃんはもう寝る時間なのに。

子供もそうだよなぁ「子供は寝たか、もう8時だよ~♪」