日本における5弦バンジョー・ギター(アイリッシュミュージック)のパイオニアである城田純二と、当時医学生であった日本を代表するアイリッシュフィドラー、内藤希花が出会い、2011年初頭より本格的にデュオとしてスタート。
フィドル・ギター・バンジョー・アイリッシュハープ・コンサーティーナなどの多彩な楽器を用いて、トラディショナル・アイリッシュミュージックを基盤に、幅広いレパートリーを演奏する。
城田純二
ギター、バンジョー
1949年12月30日生まれ。
4歳からピアノを始める。
10歳の時、母の他界により、ピアノと決別。
14~5歳のころギターと出会い、5弦バンジョーの存在を知り、そのスピード感溢れるサウンドに夢中となる。
1971年, 高石ともやとの出会いから、伝説のバンド、ザ・ナターシャー・セブンを結成。5弦バンジョーの日本での先駆者として、全国に名が知れ渡る。
1986年 渡米。
1991年 サンフランシスコで、本格的にアイリッシュミュージックを始め、人気バンド“ティプシー・ハウス”のギタリストとして活躍。
1996年 フィドルのデイル・ラスと共に “ジョディース・ヘブン”結成。
アイリッシュのギタリストとして全米にその名を響かせ、並みいるトップミュージシャンたちと共演。
1997年の「Fiddler Magazine」に、ジョディース・ヘブンのCDレビューが掲載され、その中で「すべてのアイルランド音楽のギタリストは、彼のギターを聴くべきである」と評される。
現在も日本やアイルランドで、数少ないアイリッシュのトップギタリストとして活躍する。
内藤希花
フィドル・アイリッシュハープ・コンサーティーナ
1987年9月22日生まれ。
3歳よりピアノ、6歳よりバイオリンを始める。
小、中、高校時代にSTV青少年音楽コンクール弦楽部門、日本クラシック音楽コンクール、ヴェルスス国際ジュニアバイオリンコンクール(於 イタリア)など各種コンクールで入賞。
2007年 アイリッシュミュージックに出会い、フィドルを始める。
2008年 横浜市立大学医学部医学科に進学。
以降毎年夏はアイルランドに渡り、フィドルを学ぶ。
2010年 アイルランド最大のミュージックフェスティバル「Fleadh Cheoil(フラー・キョール)」にて、フィドル部門のコンペティションに日本人として初めて参加。
2014年 医学科を卒業。医師免許を取得。アイルランドと日本での本格的な音楽活動を開始。
現在はフィドルに加え、アイリッシュハープ、コンサーティナも演奏する。