2つの台風の間をぬって、またまた晴れ男全開でした。到着すると高橋さんと北向さんのおふたりがにこやかにお出迎えしてくれました。
「なんとかもちそうですね~」と全員で空を見上げ、会場である「おーるどタイム」へ。
お店ではオーナーの椋野さん御夫妻が満面の笑みでお出迎えしてくれて、もうこの人たちの笑顔だけで充分満足です。
お腹もすいたことだし、早速 特製ドライカレーをいただいて、音チェック。特に問題もないので、珈琲をいただいて、それから高橋さんとプラモデルの話しになると「すぐそこの模型屋さんに行ってみますか?」と切り出され、二つ返事でついて行った。
そしていろんな模型の中からゼロ戦を購入。やっぱり昔の飛行機は美しい。出来上がったら中川イサト氏にも見せなくちゃ。
さて、お店にも、いつものお顔や本当にお久しぶりの人、そして嬉しい事に無理やり連れてこられた新しい人、沢山集まっていただきました。
基本的には最近のセットで進行。但し少しずつ違う曲も加えてみた。Eel in the Sinkのセットは久しぶり。
このセットの3曲目Limerick Lassesは2つの異なったバージョンが存在するので、セッションでこの曲が登場すると、どちらのバージョンを弾こうとしているのか、耳を澄まして注意深く聴かなければいけない。
“おわいやれ”の後はいつもと違って、別のブレットンの曲(Kornogの演奏で覚えた)からスリップ・ジグ、そして希花さんならではのテクニカルなSkidoo。この曲をF#mで弾くのは僕の知る限りTipsy HouseのKevin Bernhagenと希花だけだ。
だれもがそう容易に弾けるものではない。
2部ではオーナーの椋野さんと一緒にフォギー・マウンテン・ブレークダウン。いかにもブルーグラス・フィドラーだ。いい感じで弾く。
本当はもっと違う曲の方が彼にとっては良かったかもしれないので、この次にはまたよろしくお願いします。
バンジョーは高橋さんの素晴らしいアーチ・トップを借りた。
そして、これまた希花さんでないと、ここまで弾くことはできないだろう、という曲、Jewish Reelで終了。実際にはShepherds Dream/Onga Bucharestiという2曲のメドレーだ。
岡本太郎じゃないけど「芸術は爆発だ」かな。音楽が全て芸術だとは思わないし、音楽家が必ずしも芸術家であるとも思わないが、爆発であることは事実だ。
全て終えてからセッションに突入。
高橋さん、北向さんのハンマーダルシマーを中心に、久しぶりにノエルちゃんもフィドで参加。
みんなで40分ほどかな、セッションに興じた。
高橋さんはハンマーダルシマーなる稀有な楽器を弾いてもう何年くらいになるのだろうか。この人、いかにも他の人と一味違うなにか特殊なものが好きみたいだ。奥さんをみてもそう思う。なかなかいないタイプでどこまでも頼もしいし、楽しい人だ。
希花さんのお勉強が忙しくなってきたので、今日は早々引き揚げさせていただいたが、是非また来たいものだ。そしてとことんセッションもしたいものだ。
みなさん、どうも有難うございました。
しまった。またお店のスウィーツ、オーダーするの忘れた。でも今回は高見さんがみんなの分おまんじゅうを用意してくれたので、また次回。
椋野さん、今度はフィドル・チューンやりましょう。