2019年12月8日(日) 夢みるぱさり

昨日の寒々とした雨はすっかり遠くへいってしまい、抜けるような青空に恵まれた朝。

一路、夢のような「ぱさり」に向かう。

途中、富士山がくっきりと青空の中にそびえ立っているのが見えた。やっぱり富士山って大きいんだなぁ。

そして「ぱさり」は今日も変わらず、富士山と同じくらい美しく輝いている。

大二郎さん、泉さん、彩さん、番頭さん、みんなも輝いている。

集まってくれたお客さんも輝いている。

今日の1曲目はBoth Sides Now そしてそのまま「朝の雨」こんな始まり方も珍しいんじゃないかな。それから徐々にアイリッシュのペースに入ってゆく。

1部を40分ほどで終え、2部のあたまに大二郎さんのバンジョーと歌で「青春のうた」

彼の様々な思いが歌と共に聞こえてくるようだ。

ハープやコンサーティナ、そしてバンジョーも駆使していろんな曲を、そして今日は久しぶりの曲もずいぶんやった。

最近はもうアイリッシュというカテゴリーを越えた自分たちの音楽というものになってきているような、そんな気がする。

集まっていただいた方達にも喜んでいただけたと思う。

終了後は美味しいお料理をいただいて3時間ほどおしゃべりして、ぱさりのみなさんのそれぞれの生き方のお話を聞かせていただいて、またいつものように感動してしまった。

とちゅうから彩さんのご主人も現れて、散々忙しかったはずなのにまたここでも一生懸命動き回ってくれていた。

初めての出会いからもずいぶん時が経ったけど、みんなずっと変わらない情熱を持ち続けて輝いている。

これからもずっとお付き合いしていただきたい人達だ。

そして今日お集まりいただいた皆様、全ての方に感謝いたします。

どうかよいクリスマス、そして素晴らしい新年を迎えてください。

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2019年12月1日(日) 西尾

何だか急に寒くなってきたここ数日。僕らは前日の11月30日に名古屋に向かった。

と云うのも、僕らの友人の一人である「杵屋喜鶴さん」のリサイタルがあったからだ。

長唄三味線という伝統の継承に努める傍ら、新たな長唄の可能性を模索している姿に感動した。

正直、邦楽は僕には難しいが常日頃からこよなく愛するトラッドとコンテンポラリーが同居する素晴らしいリサイタルであったことは確かだ。

さて、僕らのコンサートだが、アイルランドから帰ってきてずっとワールドラグビーの会場で数曲を演奏する、といったパターンであったため、フルの単独コンサートは久しぶりだった。

まず、ハープでBrink of the White Rockから関連曲のCarolan’s CupそしてDonnybrook Fair / Out on the Ocean / Fox Hunter 久しぶりに夜汽車も唄ってJoshua’s Dream その後、移民たちの悲しみを表したLonely Rockからあまり他の人の演奏で聴いたことのないバージョンのMan of the House / Ryan’s Rant これはCo.OffalyのPaddy O’Brienバージョンだ。一部の最後はMaggie West / La Coccinelleというセット。

2部はGentle Waveでスタート。

今回僕は1926年のTB-4コンバージョンを持って行ったのでちょっとだけフォギーと季節がらクリスマスメドレー。今回は特別に希花さんにギターを弾いてもらう、という無茶振りをして、Cuckooを歌い、John Seahanで有名なThe Marino Waltz、そしてTribute To Peadar O’Donnell / Each Little Thing久々にLeaving Britany / Horizontoをふたりで。

最後はLonesome Eyes / Calliope House

アンコールをいただいて、Bluemont Waltz / Contradictions / President Garfield

この会のお世話をしていただいた“てーさん”こと手嶋君、そして喜鶴さん、いつもの仲間たちに感謝。そして足を運んでいただいたみなさんに感謝いたします。

もうあと1か月足らずで今年も終わってしまいます。

どうか皆さん、良いクリスマスと素晴らしい新年をお迎えください。

 

Jody’s Heaven 2019 Nov.

 

関西でのJody’s そして東京でのJackとの小さな会とセッション、無事終了いたしました。

東京ではDale Russの代役として希花がフィドルを担当しました。

もう、アイルランドでもアンドリューやアイリーン・オブライエン、マット・クラニッチという名うてのミュージシャンにその存在を高く評価されているだけに、それはそれでジャックも充分楽しめたようでした。

セッションでも6人ほどのいいミュージシャンが集まってくれて彼は大層喜んでいました。

みんな有難う。

そして何といっても今回、関西方面で大きな力を貸してくれたジェイと郷子さん、そして僕の昔からの友人達。本当に有難う。

書くことは多くはないが、バンド結成の96年か97年ころからは3人共歳がいったなぁ。

いろんなことを噛みしめながら過ごした1週間でした。

足を運んでいただいた皆さんに感謝します。

そして京都の紅葉は美しかった。それはそれで僕も大満足でした。

2019年7月19日(金)函館

ここのところ東京も随分涼しい日が続いていたが、やっぱり北海道。近年は恐ろしく暑い日があったりする、ということもあるらしいが、今回はひんやりしていた。

7か月ぶりの函館。前回は真っ白な雪に覆われていた。今回は…函館山が霧に覆われていた。

前回お世話になったカリフォルニア・ベイビーの柴田さん、そしてバイタリティー溢れる女性、米田さんが力を貸してくれて「はなび」という素敵なお店でのライブ。

彼等が頑張って多くの人を集めていただいたせいか、満員御礼。皆さんの熱い心が始まる前からこちらにも届いていた。

Si Bheag Si Mhorから入り、急に希花さんがHandsome Young MaidenのセットとFox をやろうと言い出した。

ここ数ヶ月弾いているのを聴いたことが無い曲だ。よくスラスラと弾けるものだ。

そんな感じで始まったらもうこっちのペース。リクエストのあったMountains of Pomeroyやサリーガーデン、Foggyなんかも飛び出した。皆さんも一緒に唄ってくれたり、拍手喝采の場面があったりで大盛り上がり。

今回の新しい試みはKrieslerの Plaeludium and Allegroをギターの伴奏で希花さんが本格的に弾くというものだった。途中からアイリッシュ・チューンMaster Crowleyのセットに持って行くものだが…。

何といってもこの函館でバイオリンと出会った、と言っても過言ではない希花さん。

この楽器の真の楽しさを教えてくれた先生に出会えたのもこの函館。

本当の意味での故郷と言えるかもしれない。転勤族の娘だったので故郷という概念は薄いが、やはり強いて言うならばここ函館だろう。

僕もナターシャー時代から大好きで良く訪れた街だ。

ちょうどサンフランシスコのような坂があって、大都会でもなくサイズもいい感じで、この街が大好きだった。

また、本当に長年の友のような気がする柴田さんとも一緒に1曲歌った。

そしてJewish Reel で大盛り上がり。最後はみんなと一緒に「別れの唄」

皆さんの温かい心、そしてにこやかなお顔がこの街の素晴らしさを表しているようだった。

今回、少し時間を取って函館山にロープウエイで登ったり(霧で真っ白だった)トラピスト修道院へ行ったり、ラッキー・ピエロに行ったり、勿論カリフォルニア・ベイビーのコーヒーショップ版、オリエンタル・キッチンに行ったり、米田さんの美味しいコーヒーをいただきにいったり、昔からの友人(労音のメンバーだった)の経営する美味しい日本酒のお店に行ったり、良い思いを一杯させていただいた。

柴田さん、米田さん、そしてお仲間の皆さん本当に有難う。

それでは僕等、すぐにアイルランドに旅立ちます。

みなさん、どうかお元気で。そして是非またお会いしましょう。

足を運んでいただいた皆さんにも感謝いたします。

2019年6月30日 夢みるパサリ

 

一年も半分過ぎてしまう6月の最終日。日本全国雨模様という天気予報だったが、どうしてどうして、朝から全く降っていない。曇ってはいるが…。

そして道中も時折陽が差すくらいの安定した天候だ。

例によってパサリの素晴らしい庭が見えてきた。ラベンダーが咲き乱れる庭だ。

こんな日もいい。もしカンカン照りだったら散歩するのはしんどかったかもしれない。

それにしても美しい場所だ。

今日も黒澤大二郎さんと泉さん、彩さんと彩さんのご主人、ゆーじ君(どう書くのか訊かなかった。失礼)それに番頭さん(戸矢さん)みんな輝いている。

続々と来てくれるお客さんもみんなそれぞれに輝いている。

そんな彼らのお顔を見ると、ここはひょっとして土砂降りでもいいような気がするが、取りあえず晴れて良かった。

久々の二人だけの演奏。それはそれでもう10年近くもやってきているし、ここではアイルランドでの演奏のように、自分たちの音楽を自然に演奏することでみんなが喜んでくれるので僕らもうれしい。

最初はバンジョーとフィドルで始めて徐々にアイリッシュに突入。

いろんな話をして、みんなと唄ったりしてあっという間に2時間越えてしまう。

演奏する曲を選ぶのは大変だ。あれもこれもあったなぁ、といつも後で思ってしまうが、実際にみんなが聴いて、面白いとか美しいとか、かっこいいとか、そういうものがやっぱり必要だ。あまり渋すぎてもいけないし。

今回新しいものとしてはPolly Put the Kettle On をバンジョーとフィドルで演奏した。

これはナターシャーセブンが「やかんを持ってきて~♪(だったかな)」と唄ったあの歌の別バージョンだ。ColumnのIrish Musicその149に詳しく書いた。

締めくくりは大二郎さんの唄とバンジョーでMy Rambling Boyを一緒に。

コンサートもみなさんのおかげで無事終了し、また美味しい食事をいただいて話が弾んでしまった。

様々な観点から音楽について、また、これからのパサリについて、話は止まるところを知らない。

とに角素敵な人達だ。最初にお会いした時、泉さんが言っていた「分かち合い」という言葉を今回も聞かせていただいて、ずっと変わらぬ姿勢で頑張ってきている姿にたくましさと美しさをまた感じてしまった。

みなさん、これからもゆったりとご自身のペースで続けていってください。

僕等も皆さんを見習って進んでいきます。

集まっていただいた皆さんにも感謝いたします。どうもありがとう。

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2019年6月12日~23日 Just A Hunch リリース・ツアー

 

梅雨に入ったのか入っていないのか、はたまた夏がきてしまったのか、もう秋が来たのかよくわからない日々が続く中、アレックがアイルランドから時間通り到着。

早速、希花さんがメインの「ワールドラグビーまであと100日」というイベントで演奏。

「内藤希花バンド」という吉本興業みたいな名前で5曲ほど。アレック、さぞ眠たかったろうに。

そして、次の日は定休日なのにお店を開けてくれた藤森さん。そう、バードランドでの演奏。

とはいえどもどちらかというとアレックの「ウェルカムバックパーティ」こちらもリハーサルになるし、お茶を飲みながらのラフな会で、またまた眠たいながらも演奏させられたアレック。

次の日から本格的にツアー始動。

まず、14日(金)越谷のおーるどタイムに出掛ける。いつもの椋野さん夫妻のお店だ。

15日(土)は安中のサウンドタム。タムちゃんのレコーディングスタジオでのライブ。

16日(日)は以前から希花さんが気になっていた神奈川の大倉山記念館。

17日(月)はアルマジロ君のいる修善寺でお休み。修善寺を散策。

18日(火)にはいつものてーさんが西尾で開催してくれた。アイルランドで一命をとりとめた「ひろし君」も駆けつけてくれた。

19日(水)は大阪へ移動。友人宅でゆっくりさせてもらい、梅田の「ザ・大阪」とでもいえる場所でお好み焼きを堪能。

20日(木)は徳島のとらちゃんのお店、寅屋での演奏。

21日(金)の兵庫県ではまず「リンゴの木」というすばらしいカフェでの緑に囲まれた演奏をお昼に。そして夜は西海さんの「ツリートップ」昼、夜ともに今富君にお世話になっての会。

22日(土)奈良パパ・ド・ウルス丘の上食堂。ここの絶品お料理を食べたくて栄くんにお願いしての会。

23日(日)は京都細見美術館茶室古香庵の吉川さんを、古い友人の猪間君に紹介していただいての会。いつものてっつんが苦労してサウンドを創り上げてくれて大満足。

ここまで、コンサートや移動に影響のあるような雨は一切なかったことに晴れ男またまた大満足。

多くの方にお世話になりました。敢えてお名前はここに書きませんが、いつもいつも支えてくれて有難う。そして沢山の方たちが聴きに来てくれました。本当にありがとうございます。

そして、またしても「風の音が聴こえてきた」というコメントをいただきました。

このツアーで演奏した曲の基本的なものを掲載しておきます。

 

Farewell to Trion , Man of the House / Ormond sound , Lonesome Jig / Fraher’s

The Night in that Land , Fusco , Martin Wyne’s / 10 LB Float , Lost Lula , Cucoo ,

Sally in the Garden / Darlin’Corey , Green Fields of Glentown / Jerusalem Ridge

Crabs in the Skillet / Cock and the Hen , Tribute to Peader O’Donnell /Each Little Thing

Margaret’s / Amelia’s , Leaving Brittany / Horizonto , Coleman’s March / Big Country / Johnson Boys , Ashokan Farewell / Coccinelle , Jewish Reel ,

Chanter’s Song /Tempest / Old Bush , Be My Husband ,Calliope House , Cowboy Jig

(Random Order)(順不同)

 

2019年6月1日 修善寺

快晴。しかしこの時期なのに東京と違って爽やかな風が心地よい。どれだけ緑やせせらぎが大切かということが良く分かる。

今日も川のほとりでのコンサート。

始まった時にはまだ明るくて、終わった時には陽が暮れている、という絶景が大きな窓から見える素晴らしいロケイションだ。

音楽が自然の恵みから生まれた、と云ことを感じさせられる。

というような理屈はともかく、今日もColeman’s Marchからスタート。

例によって初めての人も結構居たので、1部は分かり易いセットで進めていく。

ハープの音色はここにピッタリ。

2部ではここ、修善寺でコーヒー店を営むDr,コト―さんに登場してもらい、Kate Wolfで有名なAcross the Great Divideを一緒に唄っていただいた。

リハーサルでちょっと試したら、コーヒーを淹れながらコト―さんが軽く唄っていたので、こりゃいいや、と思ったのだ。

そしてKeeping the Cats Happyなどを演奏して終わり近くにやっぱり「川のほとり」をみんなで唄ってもらった。

修善寺ではブレンダン・ベグリーもアレックもしばらくステイさせてもらい、緑の中を散歩させてもらったり、蛍を見に行ったり、そして僕らも桜や紅葉を楽しませていただいたり、と、良い想い出を作らせてもらっている。

いつもコンサートでは最高の音作りをヘルプしてくれる櫻井航くん、美味しいコーヒーを会場で淹れてくれるDr.コト―さん、写真を撮影してくれる福嶋さん(彼にはCD制作時からお世話になっている)お客さんとして来ながら準備から後片付けまで手伝ってくれる人達、それはそれは有難い限りだ。

そして、ひたすら音楽会を主催してくれるアルマジロ君といくさん。

そんな人たちに囲まれていい音楽会になったような気がする。

またしても、初めて聴いた方から「景色が見える演奏だった」というコメントをいただいた。

これも皆さんのおかげです。

足を運んでいただいた皆さんすべてに感謝いたします。

 

2019年5月25日 小田原 スパッツ

5月にしては暑い。テレビでも盛んに5月の過去最高を記録している、などと言っている。

最近は男性も日傘を…などと言っているが、やっぱりそれは無理。

格好よりも云々、という話ではないが、やっぱり無理。

何はともあれ、小田原のスパッツに着いて、古矢さん、早野さんと合流。

お店のオーナー、福田さんが来てくれるまで4~5分外で待ったが、古矢さんの日傘に入れてもらったら、あれ不思議。結構涼しいじゃん。

やっぱり日傘って効果絶大なんだ。

と言えどもこれをさして一人ではやっぱり無理。

そんなこんなでいつものように福田さんがてきぱきと用意をしてくれる。

今日は多くの人が運動会やら他のイベントやらで欠席、と聞いていたが、どうしてどうして、

お店は満席。

ここでも古矢、早野組の人望の厚さが伺える。

いつも何から始めてどんなものをやって、何で終わるか、そう、セットリストに悩む。

今日も初めての人が多くいるようだし。

取りあえず、Coleman’s March~Angeline the Bakerの少し落ち着いた曲でなおかつ、身体が動くようなテンポから始めてみた。

そして普段絶対にやらないLondonderry Air~Irish Washerwomanなどもやった。その気になると結構乗りのいい曲だが、やはり半分ジョークみたいな感じはどうしても否めない。

でも、大半の人は説明を聞いて「あーなるほど」と納得してくれるので、これからもどこかでやるかもしれない。

そう言えば、アンドリューも2~3年に一度くらいやると結構いい曲じゃん、と言っていた。

そして、オールドタイムやアイリッシュをいつものようにやって、終わりの方で久々に「別れの唄」も唄った。

後で知ったが、カントリーやブルーグラスをやりながら、やっぱりナターシャーをやっている、という人も数人来ていて、しかも生で見るのは今日が初めてなんていう人もいたので驚き。

更にコンサート終了後、入り口でポスターを片付けていた福田さんの知り合いがちょうど飲みに来て「今日はなにがあったの?」と聞かれたので「これこれ…」と言ったら、驚くことにナターシャーのコピーバンドを学生時代にやっていたという。

福田さんが変なの連れてきちゃいましたよ、といって5人ほどをぞろぞろ引き連れてくると、そのうちの数人は本当にナターシャーソングを唄っていたらしい。

「僕フラットマンドリンやってました。こいつがギターで…」なんて、ほとんど涙がでそうな感じでこちらもびっくり。

いろんな出会いがあるなぁ。

なんか楽しい一日でした。

音楽も自分たちなりに楽しみながら、ツボを得た感じで出来たし。

この頃は、僕らの演奏を聴いて「風景が見える」「空気の流れを感じる」などと言ってくれる人が増えてきているように感じるし、自分たちでもそれを感じることがある。

この音楽はやっぱり究極そういうものだろう。

ブレンダン・ベグリーと聴いた大西洋の波の音、パディやフランキーと過ごすパブでの喧騒、キアランと過ごす遠くで聞こえる牛の声以外物音ひとつしない夜、アンドリューと食べるハムサンドウィッチ、そしてみんなと一緒にひとつのリズムを紡ぎ出していく喜び。

そのすべてが僕らの体の中に入ってきているのかもしれない。

そんな音を今日、スパッツで皆さんに聴いていただいたのだろう。

暑い中、足を運んでいただいた皆さんに感謝いたします。

古矢さん、早野さん、福田さん、そしてスパッツのスタッフの皆さん、有難うございました。

 

2019年4月27日 世屋高原

 

何と、寒い。前日に京都に向かい、クロウハンマー・バンジョー・ワークショップを5人の方に楽しんでいただき(苦労していただき)ました。

最初から少しレベルが高いかもしれませんが、フランキー・ギャビンも言っておりました。「厳しい航海から始めたら後が楽になる」そこで挫折してしまう人がほとんどだとも思いますが、何に於いてもそう簡単にいくことはありません。

根気よく楽しみながら続けていってほしいと感じます。

そして、当日。やはり冷たい風が吹いている。天気はまずまずの様子。

世屋高原が近付くと緑が美しく、所々に桜がまだ残っている。

原田さんを始め、スタッフの方たちが笑顔で迎えてくれた。

お茶とおかしをいただき、暖炉の前でしばし歓談の後、会場に向かうが、相変わらず大きな窓からみえる緑が美しい。

演奏会には持って来いの場所だ。

2012年の9月15日に最初に訪れてから少しも変わらない景色。それはまるでいつまでも変わらない大自然の息吹を感じさせてくれるアイルランドのようだ。

集まってくれる人たちもみな笑顔が素敵だ。

今回は高橋さんファミリーの息子さんと一緒にチャップリン・イン・ニューシューズを弾かせて頂いた。

2人半の子持ちで、素晴らしい若者だ。因みに「半」というのは奥さまのお腹の中に居た。

世屋高原スタッフのひとりで、僕らは和尚と呼んだ若者がパーカッション、そして同じく高橋ファミリーバンドの娘さんにもフィドルで数曲参加していただき大いに盛り上がった。

45年来の京都からの友人4人(敢えてお名前は伏せておきます)と共に歌ったナターシャーソング、春日部そして秩父からのいつもの仲間。

鳥取から来て「生活習慣病のうた」を聴かせてくれた武部さん(夫妻)

そのように遠方から、或いはこの地元からご参加していただいた全ての方達に大いに感謝いたします。

原田さん、あまり飲み過ぎないように。お酒、好きなんですね、と言ったらすごい名言が帰ってきた。

「いや、お酒が僕を好きなんです」

お身体に気を付けてまた来年もここで会いましょう。

 

2019年4月21日(日)静岡セレンデュピティ

快晴の日曜日、静岡に向かった。今日はどうしても行きたいところがあったので、少し早めに出て寄り道をした。

その昔、かれこれ55年も前だろうか。そんなにしょっちゅうではなかったが、良く行ったお店「大焼き芋」という、焼きいもやおでん、おにぎりなどを提供しているお店。

希花さんにいわせれば、どこまでも昭和、とてもレトロな場所、という感じだろう。

記憶は定かではないが、店構えはほとんど変わっていない…と思う。

ここでおでんとおにぎりと焼き芋を食べた。定番だ。だが、他にも有名な大学芋もある。それはまた次の機会に。

さて、日曜日なので少し早くに始めさせていただいた。

今日も入り口と出口だけを決めておいて、後はポイントポイントを押さえ、その他はラフに進行してみた。

Coleman’s MarchからAngelin the Bakerというちょっと珍しい出方をして、新しいCDの話をたっぷりと。

そして最後のLonesome Eyesのセットまで約2時間。

終了後、嬉しいコメントをいっぱい頂いたが、中でも「アイリッシュも含め、いろいろ聴いてきたけど、今日の演奏は始まった途端に身震いがした。ここが日本だということを忘れるくらいに風景が見えた。波の音が聴こえたみたいけど、それが厨房でフライパンを振っていた岩堀君からだった。フライパンの音まで波の音に聴こえてしまうくらいの演奏。これは他のグループでは今まで感じたことがない」という嬉しいものも頂いた。

正に僕らがアイルランドで感じてきた「この音楽は美しいだけではない、楽しいだけではない、苦しみや絶望を乗り越えた力強いもの。その上に成り立っている音楽」という身をもって体験してきたことを彼も感じてくれたのだろう。

次来た時も頑張らなくては。

岩堀君、富田君、三好君に大感謝。足を運んでいただいた皆さんにも感謝します。

次は大学芋を食べてからお邪魔させていただきます。