Mareka&Junji  鼻歌とお月さんagain東京編 ゲスト出演

詳しい歴史は僕もよく知らないが、出演者のほとんどは希花が生まれるよりも遥か昔の話で盛り上がっていた。

トップ・バッターは中川五郎さん。僕と同じ歳だが、フォークの世界では何故か大先輩のような気がする。

おそらく同じころから場所の違いはあれ、アメリカン・フォークに憧れて歌い、演奏してきたのだろうけど、やっぱり関西というところはひたすら濃い。

ベテランの関西フォークというものを久々に聴いた。

イサトさんとの“Mr.Bojangle”良かった。省悟はやっぱり同じ関西なのでよくゴローちゃん、ゴローちゃんと言っていた。

僕もお会いしたことはあるが、一緒にテーブルを囲んで話しをするのは初めてだった。

お次は丸山ももたろー君。

出演者のなかでは一番若いのではないか、と張り切っていたが希花を見たとたん、あ、違う、と言っていた。

美しいフィンガーピッキング・スタイルのギタリストだが、さすがお笑いの本場というか、ツボは押さえている。

真面目な顔をして繰り出されるお話が面白い。これからもまだまだ楽しみな人だ。

僕等は少しだけみんなとは毛色が違うのでいろいろ迷ったが、やっぱりアイリッシュ・チューンで通した。

この日のハープやコンサルティーナは聴く側には新鮮だっただろう。フィドルでさえも。そして、それらを操る希花にも、今日の面々は新鮮だったに違いない。

イサトさんには2日前に電話で“Time in a Bottle”をお願いし、その場で“Si Bheag Si Mhor”までお願いして、そしてハープ入りの“500 Miles”を歌ってもらった。

イサトさんはいぶし銀という存在だ。

またいつでも声をかけてくれたらすっ飛んで行きたいと思っている。

そしてこの日、客席で一番光っていたのは“歩くミラーボール”こと、ザビエル大村君だった。

いろんな人がいるなぁ。またみんなと会えるといいなぁと思える一日でした。

そういえば雨、降らなかった。