Mareka&Junji with Dale Russ 根津教会 11月15日
去年の11月、DaleとTom Creeganのトリオで演奏してからもう1年が経っていた。あの時は希花さんが机にしがみついていたが、今回は晴れて3人で演奏できることとなった。
僕にとっては‘96年のJody’s Heavenからの旧友である。
フィドラーを探していたJack GilderにDaleの名前を出した時の彼の喜ぶ様は忘れることが出来ない。
それほどにDaleという人物は人望が厚く、素晴らしいフィドラーである。アメリカを代表するアイリッシュ・フィドラーのひとりであることに間違いはない。
彼を希花に紹介したのは、かれこれ4年も前のことだった。
今回は多くの曲を、コンサルティーナ奏者として参加してもらった。
ジグ、リールなどのレパートリーも増えてきたので、Daleもとても楽しそうだった。
また、ツイン・フィドルというのも非常に味があるものだし、僕は好きだ。
教会における音の響きにも彼はとても満足していたようだった。
とてもすがすがしい天気の七五三の日、来ていただいた皆さんに感謝します。
それと3人の友人が受付を手伝ってくれました。
佐々木君、稲見さん、門馬さん、お忙しいところどうもありがとうございました。
Mareka&Junji with Dale Russ 越谷おーるどタイム 11月16日
前日から、越谷のハンマー・ダルシマー奏者である高橋さんの家に宿泊させていただいた。奥さんの直美さんが素晴らしい手料理でおもてなしをしてくれる。
美味しいお酒とおしゃべりとが弾んで、ちょっぴりハウス・コンサートにも発展した。
僕らもやり出したらなかなか止まることが難しい。普段やらないセットなどを次から次へと演奏してみる。
それでも12時ころには眠りについた。これは15日の続き。
そして16日、朝からしっかり自家栽培の野菜を食べさせていただき、いい感じでおーるどタイムに向かった。
椋野さんご夫妻に会うのも1年ぶりだ。
ここのお店は実にリラックスして演奏できる。とはいえども、セット・リストはいつも通り作っていったが、かねてからの僕の希望でLord Gordonをツイン・フィドルで演奏してもらった。
Michael ColemanからKevin Burkeに至るまで様々な演奏を聴いてきた大好きな1曲だ。
そして、アンコールにその場で選んだのがJosefin’s Waltzだった。
終わってからセッション。コンサートを聴きに来ていただいた皆さん、そしてセッションに参加していただいた皆さんに感謝します。
椋野さんご夫妻、ありがとうございました。とてもいいお店でDaleも気に入っているようです。またお願いします。
高橋さんご夫妻もありがとうございました。もの静かなご主人と、まるで向日葵のような明るい奥さんの日常が垣間見れて楽しかったです。Daleも大工仕事が得意なこともあり、素晴らしいお家と自家栽培の野菜、そして両極端のようなお二人にいたく感動していた様子でした。
Daleはまた来年も日本にやってくるでしょう。そして各地で素晴らしい演奏と、悟りを開いたかのような温和な人となりを見せてくれることでしょう。
Dale Russに感謝。