ギタープラネット インストアライブ

ライブとはいっても、短い時間。それもどちらかというと、この御茶ノ水のギターショップ「ギタープラネット」でローデン・ギターの話題を中心に進めていくものだ。

マーチンも数多く置いてある店だが、ローデンの特約店でもある。

僕も1993年頃からずっとローデンを使っている。マーチン一本やりだった70年代、80年代から、90年代にはローデン一本やりに変わっているので、ギタープラネットのインストアライブに於いてはいつもより少しギターについても深いお話をする。

とはいっても、いつも言うことだが、この音楽のギター奏法の解説をすることはとても難しい。

こんな曲があるけど、この曲の時にはこんな感じで弾く、とか、この曲はパートが多いので、よく注意して聴きながら、そのパートパートの持っているテキスチァーを大切にする、とか実演を交えて解説するしかない。

今、自分が弾いていること、特に和音とリズムに確固たる理由が存在するかを常に考えていなくてはならない。

同じタイトルでも数曲違うものが存在するし、それは出来る限り覚えておきたいし、地方によってバージョンが違うことも知っておかなくてはならない。

メロディ楽器は勿論のこと、ギタリストもそれ以上に把握しておかなくてはいけないし、また、様々な形式の音楽を常に意識していなくてはいけない。

その上で伝統音楽をきっちり体に入れておかないと、この音楽を本当に心から演奏することは不可能なこと、あるいは失礼なことになってしまう。

というような解説を交えての約45分間。

僕の場合はちょっと意固地になっているかもしれないが、若いフィドラーがアイルランドでもセッションホストができるくらいになるには、それくらい意固地な人間が近くにいたほうがいいだろう。

最後に担当者の城谷君からの要望もあって、ローデンのかなり高いモデルを弾くことになった。

とは言え、僕の弾き方は決して柔らかくない。ガンガンフラットピックで弾くことのほうが多いし、フィンガーでもけっこう力が強いので、ここはスローなCape Clearにしておいた。

タッチのよさと素晴らしい音色。これはやっぱりローデンならではの音であり、世界観だ。

お店の物をあんまり思い切り弾くわけにもいかないが、この次はもう少しいろいろ試させていただこうかな。

いつものように晴れ男全開。曇ってはいたが予報のように雪は降らなかったし、雨にもならなかった。

ギタープラネットに足を運んでいただいた皆さんに感謝いたします。