1年ぶりのタムちゃん。元気そうだ。
2011年11月19日に初めてここでライブをやらせていただいて、去年の3月5日が二回目。今回が3回目だ。
演奏曲目を考えるのはいつもいつも苦労がついてまわる。
まず、Brink of White Rockをハープソロで弾いてもらい、そのままCarolan’s Cupのギターイントロに繋ごうと思った時、ハプニング発生。
希花さんがハープをマイクロフォンに当ててしまったら、これがとてつもない轟音として響いたわけだ。最高の音づくりをしているだけに、それはそれは素晴らしい爆音が響いた。
いつもよりしっかりマイクロフォンが近くに立っているし目測を誤ったのだろう。
しかし、それも少しは話のネタにして次のセットRitual とBlack Pat’sへ。
続くホーンパイプはThe Stage / AcrobatそのままリールでBoys of Ballysadare
そして、バンジョーを持ってHome Sweet Homeなどいくつか弾いてから最近よくやっているCold Frosty Morning / Clinch Mt. Backstepなど、オールドタイムの有名なチューンだ。
素晴らしい音なのでここでひとつWoman of Irelandをギター・ソロで。その後、イアンとシルビアでヒットしたFour Strong Windsを歌い、Farley Bridgeで1セット目終了。
2部はFusco / She is Sweetest…のセットからスタート。野ばらと鳩を季節がら唄って、コンサルティーナの綺麗なスローワルツ。唯一僕らがタイトルを知らずに演奏している曲だ。
続いてMaple Tree / Reel Beatriceのセット。今度はハープ&バンジョーでドック・ワトソンの名曲Red Rocking ChairからAngeline The Bakerそして雰囲気をガラリと変えて、Leaving Britany / Horizontoの強烈なセット。ここでもうひとつ季節がらの名曲。スローエアーでEaster Snowを。
最後にCovering Ground / Golden Stud / Fox Hunterで終わり。
アンコールはJerry HollandのLonesome EyesからCalliope House / Fairy Dance / The Devil and The Dirkのこれまた強烈なスコティシュ・チューンで打ち上げに突入。
タムちゃん飲む…また飲む。こちらもつられて飲む。希花さんもつられて飲む。みんなで楽しいひと時。実のある話やたわいもない話などで3時間以上も経過してしまった。
タムちゃん、奥さん、そしてお手伝いに来てくれた佐藤さん、有難う。そして足を運んでいただいた皆さん、遠くまでありがとう。
僕らもタムちゃんの「いい音」「心にしみる音」に助けられ、みなさんのいい笑顔に助けられて、いい演奏ができたような気がします。