まるで秋晴れのような素晴らしい天気。風はなんとなくひんやりして気持ちのいい日になった6月の日曜日。
ハウスコンサートではいつものようにセットリストは用意せず、入り口と出口だけを決めたら、あとはできるだけ普段やらない曲などを中心にやってみた。
Brendan McMahon / Morning Star / Harvest Moonのセットなどはそのいい例だ。久々のセットもふんだんに演奏し、また高橋さんのハンマーダルシマーと合わせる曲も結構無茶ぶりをしてみた。
今後の練習も兼ねてだ。
終了後は奥さんの手料理がまた嬉しい。あっという間に次の日になってしまった。
今日は一日オフにして、高橋さんといろんな曲を合わせた。
彼もキャリアは長い。そして、なんといっても謙虚だ。そういうものは演奏に出るということが、こちらも長くやっていると感じるものだ。
自分で言うのも変だがベテラン同士の良さみたいなものを感じてしまう。
勿論、若者から得るものも計り知れない。
お互いの音を聴きながら合わせていく、ということが僕にとってはいちばん大事だ。伴奏というのは本当に難しい。
これに関してどうのこうの言うには50~60年のキャリアが必要だろう。僕はそう思う。
高橋さんのハンマーダルシマーを注意深く聴きながら、そんなことまで思ってしまった一日だった。
楽しい食事とちょっとの(?)お酒。実のある音楽談義。ためになるストレッチングの講習。
どれをとっても素晴らしい経験でした。
さて、半年ぶりの「夢みるぱさり」
少しリニューアルして、益々天国に磨きがかかったようだ。
天気予報ではちょっと雨が降りそうだったが、この日も涼しく、いい感じで太陽も出ていて素晴らしい一日になった。
オーナーである彩さんのキリッとした挨拶で始まったライブ。
僕らも彩さんに負けないようにキリッとした演奏をしなければならない。と思いつつ、話は段々崩れていく。
それを引き留めるのが希花さんの役目。と、まぁ、いつもの感じで進行していく。
ここはお客さんもお店の人も一体になって聴いてくれていることを感じる。
この景色の中で、この空気の中で、ここに集まってくれる人たちの中で、音楽を確実に感じてもらうにはどうしたらいいかを考えてしまう。
僕らは自分たちが演奏している音楽の本当の姿をできるだけ多く見ることにしているし、感じることにしているし、その中から自分たちが表現できる方法で皆さんに聴いていただく。
そんな僕らにもピッタリの場所だし、自分たちの仕切り直しをするのにも最高の場所だ。
それは彩さん、戸矢さんを始め、スタッフのみんなから教えられるものでもある。
なので、彼らには本当に感謝している。
本当に素晴らしい処で演奏させていただいてありがとうございます。
そして、美味しい料理もありがとうございます。
足を運んでいただいた皆さんにも感謝いたします。