2017年6月17日 四谷天窓

抜けるような青空。この時期にしてはすがすがしい、とてもいい気候だ。

今日の場所は、元、四谷に存在していたらしいが今は高田馬場にある、その名も「四谷天窓」

そして、今日はピアニストの宇戸俊英さんとのトリオ。

CD 「Gentle Wave」でもいろいろ助けていただいた人だ。

大したリハーサルがなくてもばっちり決めてくれるのは流石だし、とても有難い。

スタートはやはり「Gentle Wave」から。これも楽屋で「やっぱりこうしよう」なんていう話が出てもその通りにやってくれるので心強い。

一部は彼と数曲やった後、少し休んでいただいてまた3人で演奏。

中で今日はふさわしくなかったが「雨に消えた音楽会」を歌った。何故かと言うと、僕が書いた曲のなかでも、これはピアノの和音にぴったりの曲だったからだ。

そのままJim Donoghue’s / Road to Cashelのセットに突入。ボーカルものからチューンに行くのは70年代のプランクスティの手法以来とても好きだ。

2部では最近ずっとやっているオールドタイム。今日のチョイスは「Farewell to Trion」のセットでスタート。

数曲やって宇戸さんを呼んでコンサルティーナで「Amhran Hiudai Phadai Eamoinn」から「Girl at Martinfield」のセット。

そして、「Johnny’s Tune」を宇戸さんのキーボードに乗せてたっぷり演奏させていただいた。

この曲などはやはりキーボードがいない時にはなかなかできるものではない。そんな中でも宇戸さんは“ねっちり”と絡んでくれる。

最後に「Curlew / Miss Thompson / Devils and the Dirk」で一応の締めくくり。

そして半ば強制的なアンコールでは「Si Bheag Si Mhor / Pachelbel’s Frolics 」で締めくくり。

このPachelbel’s…は元々スコットランドの古いホーンパイプだが、アイリーン・アイバースがPachelbel’s Frolicsとして世に発表してからみんなに好んで演奏されるようになった。

元はキーCのホーンパイプ。PachelbelのCanonはD(二長調)僕らはCで演奏してから希花さんの気分次第でDに転調ということを突然やってみた。

今日のありがとうは、宇戸さんとPA担当のかばちゃん、そしてもちろん、集まっていただいたみなさん全てに。

そろそろ暑い夏がやってきます。いや、その前にジメジメした梅雨が先ですね。

みなさん、お体に気を付けて、また会いましょう。