15日の金曜日は静岡のセレンディピティ。いつもの岩堀さんのお店だ。
彼とも長い付き合い。いつもいつもお世話になりっぱなしで申し訳ないが、いい音楽、喜んでもらえる音楽を目指して今日も頑張るしかない。
やはり地元だけに高校時代の同級生も後輩も沢山来てくれている。
この日からは更に新曲も加えて真面目にやってみた。
岩堀さんと奥さんの作る美味しい料理も嬉しいし集まってくれるお客さんにも感謝。
少しだけ高校時代にフォーク・グループを組んでいた友人と遅くまで静かに飲んだ。
16日はサウンド・タムでのライブ。
ここは日本一音が良い所だろう。いつもいつも音が良すぎて手が震えてしまう。
でも、たまにはこんなにきちっとした音を作ってくれる人と関わらなければいけないな、と思う。できれば毎回そうだと良いけど、そういうわけにもいかない。
遠いところからの人も、初めて足を運んでくれた人も、みんな楽しんでくれたようだ。
僕らの演奏もいつにも増してパワフルに聴こえただろう。
タムちゃん夫妻に感謝すると同時に、この場所を愛する全ての方にお礼が言いたい。
みなさん、どうも有難う。これからも僕らとサウンド・タムをよろしくお願いします。
17日はちょっと珍しい場所だ。
新潟、南魚沼の国際大学というキャンパス。国際色豊かな学生さんたちの集まりで演奏する。
この話が決まったのが、前回新潟に寄せていただいた時だったので本当に短い準備期間しかなかっただろうが、目的は他にもあったのでその時即座に決めさせていただいた。
それは、コンサートの後に教授のお宅でバーベキューをしてゆっくりさせていただく、ということだ。
そして、この日はアレックが来てから一番良い日和になった。
新潟ということもあったかもしれないが、暑くもなく、それでいて太陽が眩しく、空は真っ青に晴れ渡り…とバーベキューにはもってこいだ。
コンサート会場も、客席は様々な国の人だったので、ほとんど司会をアレックに任せた。
新潟のいつもの仲間たちも素敵な歌と演奏を聴かせてくれたし、食事もワインも極上で、なんと素晴らしい人達に囲まれているんだろうと思う。
神様に感謝しなければ。
一晩、教授の家に泊めていただき、朝一緒に犬の散歩にも連れていっていただいた。
ところでその朝、大阪での大きな地震のニュースが飛び込んで来た。
関西の友人たちは無事だったようだが、様々な被害に遭われた方も大勢いるらしい。
なんとか早く復旧して、気持ちの上でも穏やかに過ごせる日が来てほしい。
今回のコンサートで光ったのはアレックのボーカルだった。
シャワールームでは唄うけど、と言っていた彼の歌の上手さにびっくり。
今回はトム・ウェイツの唄とトレイシー・チャップマンの2曲だったが、素晴らしいブルース・フィーリング溢れるものだった。
今回の演奏曲目(順不同)
Planxty Dermot Grogan / Grey Owl
Man of the House / Ormond Sound
Rolling Waves / Fraher’s
Amelia’s
Darlin’ Corey
Chocolate Jesus
The Night in that Land
Fusco
Good Time Charlie’s Got the Blues
Chanter’s Song / Tempest / Old Bush
Martin Wyne’s / 10LB Float
Leaving Britany / Horizonto
Wee Michael’s March / Silver Bell / Farewell to Walley Range
Give Me One Reason
Mountains of Pomeroy
Red Rocking Chair
Reason to Believe / Farley Bridge / Calliope House
Ashokan Farewell / La Coccinelle
Coleman’s March / Big Country / Johnson Boys