6月22日 京都 都雅都雅
この日の京都は昔を思い出させる暑さ。あの宵々山コンサートを彷彿とさせる、いかにも京都らしい、これで蝉でも鳴いていれば完全に京都の夏だ。そんなことを考えながら過去に想いを馳せ、円山公園を散策した。
すると、このままもっと暑くなっていくなんて…一体どうなるんだろう、と、未来のことも心配になってくる。
今回もサウンド・エンジニアのまるちゃんが素晴らしい音を用意してくれた。なので僕のギターによるスローチューンも加え、アレックの歌も冴え渡った。
ハープもフィドルもバンジョーもチェロもひたすら力強くセンシティブな演奏を聴いて頂けたと思う。
古くからの友人たちにもちょっと今までとは違った音楽として聴き入ってもらうことができたようだ。それにナターシャー以来の人もいたが、口々に素晴らしくバンドとして成り立っている、というコメントも聞くことができた。
これもみんな都雅都雅とまるちゃんと古くからの友人たちと、足を運んでいただいた方達のおかげだ。
アレックにも少しだけ観光してもらった。定番の清水寺と伏見稲荷。
あまりの賑わいに驚いたのか少し疲れたようだがそれなりに古都をエンジョイしてもらったかもしれない。
京都の皆さん有難う。
6月23日 奈良 カフェ・アンジェス
珍しく朝から雨。でも出かけるときはまだポツポツ程度だった。
やがてカフェ・アンジェスに着く頃には本降りになっていたが、予定していたお客様は全て足を運んでくれた。
今日はアコースティック。
バランスはなかなか大変なものがあるが、その一方で気が楽な部分もある。
再三のアンコールにも、初めてのセットをやってみたが、これもアコースティックならでは、かもしれない。
曲はCrabs in Skillet / Scotland / Star of Munsterのメドレー。
合わせたことのないセットで、なかなかに緊張感を持って演奏ができる。
京都の会場に来てくれた方もまたお顔を見せてくれたし、初めての方も何人かいらっしゃったし、それでも皆さん本当に楽しんでいただいている様子だった。
足元の悪いところ、皆さんどうもありがとうございました。
ところで終わった頃にはすっかり雨も上がっていて、どうやら3人の方が傘を忘れていったようだ。
6月24日 西明石 Tree Top
以前に寄らせていただいて、とても気に入ったコーヒーハウス。食事も美味しいこのお店はオッピ今富君の紹介によるものだった。
熱いお客さんに囲まれて今日もアコースティックで思い切り演奏した。
アレックもなかなかに乗っていたようだ。
ライブ終了後がなかなか面白い。
みんなの演奏も冴え渡り、今富君の美声が響き、オーナーの西海さんの、いかにも歌うことが好きな人という素敵な歌声が響き
ビールでますます上機嫌になったアレックもチェロで参加。
ブルーグラスやカーターファミリーソングで盛り上がった。
このお店は確実にみんなに愛されている。
お別れするのが惜しかったが、またいつか皆さんとも会えることだろう。
皆さんどうも有難う。