2019年3月30日(土)鶴ヶ峰 陽のあたる道

晴れた!天気予報では少し雨っぽい雰囲気ではあったが、薄日が差すくらいの天気には恵まれた。

もうぼくらもここでは9回目になるらしい。それもこれも頑張ってお店を続けておられる犬飼夫妻のおかげだ。

今日は、来月半ばには発売できるはずの2種のCDからの曲やその詳しい情報などを交えての約2時間。

スタートはAlecとのトリオの一曲目Farewell to Trionで。最近気に入っている、いいフィドルチューンでバンジョーからスタート。クロウハンマーのちょっとテクニックが必要な洒落た曲だ。CDでは勿論チェロも入っているし、マンドリンもギターも入っていて、いい感じのオールドタイムになっている。

それから先は特に決めた順番は無く、書き出した曲をやっていくことにした。

Margaret / Ameliaのワルツでほっこりしてもらったり、Green Fields of Glentown / Jerusalem Ridgeでアイリッシュとブルーグラスの大きな違いをお話したり、僕らのアルバムからも数曲演奏したり。

そうそう。トリオのアルバムともう一つは以前(2012年)僕らが出したMusic in the Airの第2弾というコンセプトで作りだしたアルバム。コンセプトはキープしたが、今回は結構アレンジに凝った感がある。

あれからもう7年目だし。けっこうシンプルだけど華やかで聴きごたえあるもになったと勝手に思っている。

さて、2部では少し懐かしいGreyhoundなんかも弾いた。最近ずっと教室を開いているクロウハンマー・バンジョーのことを少し解説したかったので、そのチューニングのことなども含めてのことだったが、当時は勝手に自分でネーミングしたFチューニングという調弦で弾いていた。その後カンバーランドギャップチューニングという調弦に戻して、最近のお気に入りの一曲Lost Lulaに続いて春よ来い。これはハープとバンジョーの僕等ならではのコンビネーションだと思う。

希花さんにマンドリンも弾いていただいて、コンサーティナも登場して、僕も新たにロリー・サリーの名曲Killing the Bluesなんか唄わせていただいて、最後は、春、卒業や就職、転勤のシーズンだし、みんなで谷間の虹を唄って終了。

皆さんの笑顔に囲まれた楽しい2時間でした。

犬飼夫妻には本当に感謝しています。この明るい場所に立ち寄られるお客さん達もみんな「陽のあたる道」を歩いているように見えます。

辛いことがあってもここに来れば光は当たる、みたいな…康雄さん、佐栄子さん、いつまでもお元気で沢山の方を幸せにしてあげてください。

足をはこんでいただいた全ての方に感謝いたします。