2019年4月21日(日)静岡セレンデュピティ

快晴の日曜日、静岡に向かった。今日はどうしても行きたいところがあったので、少し早めに出て寄り道をした。

その昔、かれこれ55年も前だろうか。そんなにしょっちゅうではなかったが、良く行ったお店「大焼き芋」という、焼きいもやおでん、おにぎりなどを提供しているお店。

希花さんにいわせれば、どこまでも昭和、とてもレトロな場所、という感じだろう。

記憶は定かではないが、店構えはほとんど変わっていない…と思う。

ここでおでんとおにぎりと焼き芋を食べた。定番だ。だが、他にも有名な大学芋もある。それはまた次の機会に。

さて、日曜日なので少し早くに始めさせていただいた。

今日も入り口と出口だけを決めておいて、後はポイントポイントを押さえ、その他はラフに進行してみた。

Coleman’s MarchからAngelin the Bakerというちょっと珍しい出方をして、新しいCDの話をたっぷりと。

そして最後のLonesome Eyesのセットまで約2時間。

終了後、嬉しいコメントをいっぱい頂いたが、中でも「アイリッシュも含め、いろいろ聴いてきたけど、今日の演奏は始まった途端に身震いがした。ここが日本だということを忘れるくらいに風景が見えた。波の音が聴こえたみたいけど、それが厨房でフライパンを振っていた岩堀君からだった。フライパンの音まで波の音に聴こえてしまうくらいの演奏。これは他のグループでは今まで感じたことがない」という嬉しいものも頂いた。

正に僕らがアイルランドで感じてきた「この音楽は美しいだけではない、楽しいだけではない、苦しみや絶望を乗り越えた力強いもの。その上に成り立っている音楽」という身をもって体験してきたことを彼も感じてくれたのだろう。

次来た時も頑張らなくては。

岩堀君、富田君、三好君に大感謝。足を運んでいただいた皆さんにも感謝します。

次は大学芋を食べてからお邪魔させていただきます。